4DXでスター・ウォーズを見に行ってきました(ネタバレなし)
先日、初めて4DXの映画を見に行ってきました。昔から大好きなスター・ウォーズの最新作、「エピソード7 フォースの覚醒」です。
スター・ウォーズは、もうかれこれ20年くらいのファンで、エピソード6とエピソード1の間に好きになりました。
未見の方の為に簡単に説明しますが、スター・ウォーズはエピソード4が第一作目となっています。それから5、6と続き、三部作で一応の完結。それから16年後にエピソード1が公開され、2、3へと続くのです。
つまり、エピソード4~6で一度は完結するのですが、その後、そちらで不明瞭だったり、もやっとしていた部分をエピソード1~3で明かすという手法になっています。
それが、とっても爽快なのです!
あまりにも有名なキャラクターであるダースベーダ―ですが、彼は4~6では徹底的に「悪」として描かれています。ですが、1~3では、むしろ「光」であり「希望」として描かれているのです。
なぜダースベーダーは「悪」に堕ちてしまったのか?
そんな疑問を、1~3で紐解いていきます。「そういう事だったのか!」と思う度に鳥肌が立つほどです。
彼以外にもお馴染みのキャラたちの過去を知って、「それが、あそこに繋がる訳か!」と一人で興奮したものです(笑)
そんな思い入れのあるシリーズを4DXで見れて、正に至福の時間だったのです♪
現在、3Dの映画は珍しくありませんが、4DXは未だ見る事の出来る劇場は少ないですから。
4DXは、まずシートが違いました。上下左右に動くので、座る位置がちょっと高くなっています。
シートに座って、飲み物と3D眼鏡も準備して、映画が始まるまで暫し待機……。
そのうち予告が始まり、おなじみの「NO More 映画泥棒!!」もしっかり見て(違反すると10年以下の懲役、または1千万円以下の罰金、もしくは両方が科せられる! Wow)、そろそろ本編始まるかなぁ~と思った時に知らない男の人が出てきて、「誰!?」と思っていたら、ガタンって男の人の動きに合わせてシートが動いてビックリ!
その後、頭の後ろからプシュッと風が出てきたり、背中をポコポコと叩かれたり(マッサージ器みたいで気持ち良い!)、ピカッと光ったり、シャーって水が噴き出てきたり、ニオイがしたり……。
これ、「こういう事が起きますからね~」という解説でした。
実際に初4DXを体感した後、「慣れないまま上映されたら映画に集中出来なかったかも」と思ったので、事前説明があって助かりました。
自分が想像していたよりも激しい動きで、本当にアトラクションに乗っているみたいでした。身長100センチ以下のお子様や心臓の弱い方、妊婦さん、車酔いの激しい方等は入場出来ないようなのですが、これは確かにやめた方がいいです(^^ゞ
ただ驚いたのはその時だけで、本編が始まってからは、それが良い具合に映像との相乗効果を生み出していて、普通に見るのより何倍も楽しめました!
スター・ウォーズは空中戦が多いので、特にその恩恵を受けているような気がします。シートが映像と同じ動きをする度に、まるで本当に宇宙船に乗っているような気分になりました。銃を撃つ時はパシュッという音と共に頭の後ろから風が出てきたりと、とにかく面白かったです(*^^)v
とある人物が、ある人へとフォース(”気”のようなもの)を使うのですが、その時「あ、フォースってこんな感じなんだ。これは嫌だわw」と、登場人物の気持ちになってみるという別の楽しみもありました。
4DXはちょっとお高くて3千円くらいするのですが、それくらい出してもいいと思えたほどの満足度でした。
肝心の映画の中身ですが、とっても良かったです! 白とオレンジの丸っこい形した新ドロイド、BB-8がとっても可愛い♡
所々、今までのシリーズを彷彿とさせるような小ネタが散りばめられていて、その度に興奮してました。今作から監督がジョージ・ルーカスからJ・J・エイブラムス(アルマゲドンやスター・トレックの監督さん)へと変わりましたが、本当にスター・ウォーズが好きなんだなって分かりましたよ。全く違和感ありませんでした。
あぁエピソード8が待ち遠しい……(;_;)