12夜 呪宝、呪封、分身。
とりあえず生きてます。おろし生姜です。
シリアスじゃない。多分。
それでは、ゆっくり見ていってね!!!
※オリジナルキャラでてきます。
レミリア様は何を伝えようとしたのか。
読んだ本の内容は村とかによくありそうな怖い話の類だった。
目的は不明だ。レミリア様に聞いてみようか。
僕はレミリア様に本を読み終わったことを報告した。
「あら、早いのね。その本はどうだった?」
「特に何も。レミリア様はなぜこの本を僕に?」
「深い意味は無いのよ。・・・じゃあ人間界に行ってきて、
ある村の呪宝を取ってきて欲しいの。」
~人間界~
色々死にそうだった。荒いよ。
とにかく、目的の村に飛ばされたはずなんだけど。ここはどこなのかな。
暗いし、寒いし、おまけに怖いし。幽霊でも居そうだ。
「蒼来様・・・?まさか。」
と声が聞こえた。その後、電気がつく。現れたのは僕とそっくりの、けれど服装が和服の少年だった。
「誰?まさか、幽霊、とか?」
「蒼来様、俺ですよ。貴方が俺を作ったんじゃないですか。・・・まさか忘れておられるとか?」
「話が良く分からないよ。」
と僕が言うと、少年は話を始める。
「まず、俺は貴方が作った分身です。俺を作ってすぐに貴方は行方不明になりました。
貴方を探していたら、ここに村人とは違う気配を感じまして。行ってみると貴方を見つけた訳ですよ。」
「何で僕を探してたの?」
「主がいきなり消えれば探すのは当たり前でしょう。俺が何百年探したか。」
「僕、そんなに生きてないよ。何百年って大げさな。」
少年は驚いた顔をした。
「ご自分のことをお忘れになっているのですか。」
「僕は蒼来、人間だ。ご自分のことって言われても僕は僕だ。君が言う僕は何なんだ?」
「・・・今の貴方には禁じられし過去を話すつもりはありませんので。」
態度が一変し、冷たい目線を投げかけてくる。
「過去だか何だかには興味はないよ。それよりこの村の呪宝はどこなの?
ある方から頼まれててね。それが欲しいんだ。」
「呪封を、ですか。・・・誰が頼んだのですか?正気なのかが疑わしいですよ。
案内だけはします。俺はどんな結果になろうと知りませんので。」
俺の悪い予感は、的中していたと言えよう。
次はシリアス予報出る位のもの。
gdgdしていってね。