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東方盗魔集  作者: おろし生姜
白夜月(はくやづき)
11/23

10夜目 ある村のむかしばなし

おろし生姜です。

何か書きたくなった昔話。物語には一応関係はあります。

それではゆっくり見ていってね!!!

昔々のことです。人々が仲良く暮らす、とても平和な村がありました。

その村にはとても中の良い姉弟が暮らしていました。

お姉さんはとてもとても綺麗な人で、優しい心の持ち主でした。

弟も姉と同じく優しい心を持っていました。

しかしある日のことです。心優しかった弟が血の繋がった一族を殺してしまいました。

唯一生き残った姉は弟の姿を見て、嘆き悲しみました。

弟の全身には血が付き、白かった服を赤黒く染めていました。

瞳は光などなく、ただ虚ろに、血溜まりのなかに倒れた者をその青い瞳に映していました。

村人達は口を揃えて言いました。「鬼が弟に乗り移ってしまった。」と。

姉は村人達に弟を封印してほしいと頼み、力を合わせて鬼を封印したのでした。

そして鬼は封印され、村に平和が訪れました。

めでたし、めでたし。



(書き込みがされている。)

これは今から約千年前の話とされている。その姉の子孫が生きているそうだ。

話を伺うと鬼を封印していたという地下室へ案内をしてくれた。

鬼はいたらしい室内からは何とも言えぬ空気があった。子孫によると

鬼は死んだとされているが実際は姉によって逃がされ、今も生きているらしい。とのこと。

鬼の容姿は黒髪に黄色の瞳らしい。何故話の中では青色なのかは不明だ。

子孫はというと白髪(はくはつ)に赤っぽい色の目だ。その姉の子供からずっと白髪らしい。

これも何かの呪いかもしれませんねー。と子孫は笑っていた。

今回で白夜月編は終わりです。

昔話で終わるとかなんだろう。でも気にしない。

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