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ダンジョンのある世界

 その日、人類は【絶望】あるいは【破滅】を知った。


 【厄災の日】あるいは【審判の日】と呼ばれるその日、世界各地に突然現れた空間の歪みから、空想上の生き物(モンスター)の群れが溢れ人類に襲い掛かったのだ。


 突如として現れたモンスターの群れに、各国の軍が応戦するが、地上の生物を遥かに上回る生命力、通常ではありえないほどの強靭さを備えた肉体に、当時の最新兵器をもってしても駆逐することは叶わなかった。


 破滅を待つしかないと思われた人類だが、わずかな希望をつかみ取ることに成功した。


 のちの世で【ダンジョン】と呼ばれるようになる空間の歪みをモンスターの巣だと判断した某国が、破壊を試み決死隊を突入させた。そこに人類の希望があるとは知らずに・・・。


 決死隊は、ダンジョンの破壊はできなかったが、代わりに【ステータス】と呼ばれる超常的な力を身に着け、モンスターを屠ることに成功した。正しく決死の思いで希望を掴み取ったのだ。


 某国の反撃を知った各国は、己が国民を救うべく、次々とダンジョンに入りステータスを獲得し、モンスターを退ける事に成功していった。


 こうして第一次魔物の氾濫(スタンピード)が終結した。


 破壊された建物。無残に散った命。モンスターは人類に悲しみしか残さなかった。誰もがそう思っていたのだが、ダンジョンへと調査に入っていった者たちから吉報がもたらされた。


 ダンジョンの内部で発見されたそれは偶然だった。否、必然だったのかもしれない。


 ダンジョン内部で発見されたそれは、帰還途中の調査隊を襲ったモンスターにより破損してしまったのだが、所持していた者に劇的な効果をもたらした。


 満身創痍だったはずのその者は、零れた液体の効果により、傷が癒え、体力は回復し、仲間を救った。


 まるでゲームや物語のような現象に、学者達はその液体を【ポーション】と名付けた。


 そんな世紀の発見により、ダンジョンに突入する命知らずな者たちが続出した。そして次々と新発見をしていき、世は大ダンジョン時代へと突入した。


 ダンジョンによりもたらされたのは、新たな可能性。人類は進化の大きな一歩を踏み出した。

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