スチールモォールの討伐
私は厄介な依頼をストリッドから受けた翌日、ディルカンに来た日の依頼をこなしに行くことにした。
バスコタ村の畑を荒らすスチールモォールを討伐依頼を受けに来た。
バスコタ村に幌歩竜者に乗って、赴いた。
欠伸を漏らすと、同行者の商人が話しかけてきた。
バスコタ村に入ると村長を訪ねる為に村民に尋ねた。
村長の一軒家に赴き、扉をノックした。
「誰ですかい?」
「畑荒らしの魔物を討伐しにきた冒険者です。詳しく聞きたいのですが」
「あぁ、それはそれは。ようこそお越しくださって……お入りください」
「ありがとうございます」
私は招かれるように村長の一軒家に脚を踏み入れる。
テーブルまで来て、椅子に腰を下ろす村長の後に私も椅子に腰を下ろす。
「依頼じゃったな。それはのぅ、まったく困ったものでな。スチールモォールは村の畑を荒らしておって、獰猛なもので困っておる」
「そうですか。案内してもらえますか、被害にあったとこに」
「あぁ、宜しく頼むよ」
私は背中の曲がった杖をついた白髪の老婆に案内された。
荒らされた畑に到着して、
畑に向かって身体の前に伸ばした片腕の掌から硬い土を放った。
「低級サンド弾」
畑に穴が空き、スチールモォールが飛び出てきて、日本の手の3本の長い鋭い爪を私に向けてきた。
「村長さんは下がって」
私は村長を後ろに下がらせ、腰の短剣を構え、スチールモォールに応戦する。
飛びかかってきたスチールモォールに短剣で応戦した。
短剣の刃に波照を纏わせ、スチールモォールの爪を斬った。
「低級アイス槍」
「短剣でスチールモォールの爪を斬ったとは……お主、何者じゃ」
村長が驚いた。
一瞬のスチールモォールを怯みに、的確に魔核の位置を特定し、氷の細い矢で魔核を破壊し、倒した。
スチールモォールの魔核を取り出し、魔具鞄にしまい、被害にあった畑を次々処理していく。
村長と一軒家に戻るとお礼を言われた。
「ありがとう。これで安心して畑で野菜などが育てられるわい。いま一度ありがとう」
依頼書に討伐完了のサインを書いてもらい、幌歩竜車に乗ってバスコタ村を後にした。
中央の賑わいを見せる場所に戻り、幌歩竜車から降りて腕を空に伸ばし、息を吐き出す。
スチールモォールの換金価格は低めだが依頼達成の報酬はあるのでそこそこなくらいである。
冒険者ギルドに赴き、受付嬢にC級依頼を達成したことを報告して、依頼書を渡した。
魔物を換金するコーナーにスチールモォールを16匹出していった。
解体のおじさんが驚く。
「こりゃすごいな!爪が折れてるやつもあるじゃねぇか!魔法でもなかなかやれないぞ……魔核も破損が少ない……ほんとC級かあんた!」
「C級ですよ。では後ほどまた来ます」
「あぁ……」
私は冒険者ギルドを後にして、宿屋に帰って汗を流す。




