相聞歌を目指して
掲載日:2015/09/26
手を繋ぐただそれだけのことなのに今日も許せず明日もためらう
ためらって足踏みするのは馬鹿げてる恋を知る前そう思ってた
思うこと残らず言葉に出来たならそれでも駄目だ足りずに余る
足りないと叫ぼうとして口開けて瞳の色にまた口つぐむ
口つぐむ我の甲斐なさ不甲斐なさけれども君はそれでも笑う
笑い顔それだけ欲しいひたすらにそう願うのに涙ぐませる
涙など単なる食塩水なのさうそぶく虚勢瞬時に霧散
泣き顔を見て歯噛みしたはずなのに腹の底から欲が湧き出る
欲深き我が身と知りて身を引けどそれさえもまた欲に通ずる
欲しがれよ俺は欲しいよ欲しがれよ好きなんだろう頼む隠すな
隠したいさらけ出したいぶつけたい本音を言えばキスして欲しい
唇を奪って事が済むのなら俺は地獄に落ちてもいいや
極楽の蓮の台にのぼるより君と常狂い果てたい
恋なんてどうせ狂気の沙汰なんだわかったんならこっちに来いよ
来るなんて思わなかった行く末を君と二人で極め果てよう
果てしないものなどありゃあしないってキスの前にはそう思ってた




