第22話ーその終わりは唐突に
これは...うん.....後で書き直すかもしれません。自分でも何だこの文章て思うもん。
とーゆーわけでどうぞm(_ _)m
「さて、みなさん! 寂しい限りですがこのオークションも終盤にへと向かってきております! そして、次に出てくるのは、今まで出てきた奴隷達とは比べものにならないほどの物が出てきます! それではどうぞ!」
「「「「「おおおおおおおおおおお!!!」」」」」」
司会の人が、ものすごくいらない言葉を大きな声で言ったものだから、ただでさえうるさかった会場がさらにうるさくなる。
「出ろ」
横にいた、兵士さんが言うので仕方なく僕はステージの真ん中に移動するため歩く。そして、僕がステージの出た瞬間、会場が盛大に盛り上がった。
「「「「「「「うううううおぉぉおおおぉおおおおおおおおぉぉ!!!!!!!」」」」」」」
いたるところから、可愛い可愛いと声が聞こえてくる。僕は、そんな中ステージの真ん中に移動しながら思う。
(可愛いじゃなくて、かっこいいが良かったな...うん)
ステージの真ん中には、丸い平らなテーブルみたいなのがあり、奴隷はそこに座るようだ。まあ、僕は座らないで立つけどね。
丸い平らなテーブルの上に立つと、僕はこの会場内を見渡した。いたるところに人、人、人....と。用意していた席が空いているところがないためか、立っている人もいる。
(いや、よくこんなに集まるもんだね。もう定員オーバーじゃん......あ)
会場内を見渡していると、右側の奥らへんの椅子に見知った人物を見つけた。いや、見つけてしまった。
そう、そこにいたのは、金色の髪のツインテールにし、大きなぱっちりとした青い目は、悲しげに僕のことを見ている―――リリィだった。
僕はそっと視線を下に向け、手で顔を覆う。まさか、リリィがいるとは思わなかった。これじゃ、せっかく僕が考えた計画がぱあじゃん.......ozu
僕の計画はこうだ。まず、僕がここで、徹夜して考え作った固有スキル“能力消去”を使う。これは、人や物にかかっている能力を消すことができるスキルだ。今回の場合は、僕の腕にあるこの魔道具に使うことになる。そして、光魔法で会場全体を光で包み、その内に逃げようと思う。ついでに、ここにいる全員の記憶を消します。記憶の方は“記憶消去”で消す。これは“能力消去”と同じで、消す対象が記憶だけになったやつです。
...うん、完璧な計画だ。...計画だったんだけどな〜。どうしようか? いっそ、リリィとは別れちゃう? いや...でも...実は魔法が使えましたって、言えばいけるかな? リリィは僕が隠蔽スキル使えるの知ってるし...ううん...どうしよう......
「それではみなさん! 金貨1枚からスタートです!!」
僕がこれからどうしようか迷っていると、司会の人が声を上げスタートさせてしまった。会場からは、「金貨4枚!」やら「なら、こっちは10枚だ!」やら、どんどん金貨が増えていく。
その光景を見た僕は、少しの間固まってしまった。どうしてそんな顔をしていられるんだろう? 僕は君たちと同じ人間なんだよ? なのに、どうしてそんな...道具を見るような目で僕を見るのかな?
「おおっと! 金貨54枚が出ました! さすがにこれ以上は出ないのか⁉︎」
シーンと静まり返る会場。金貨54枚と出て、ほぼの人が限度額を超えたのだろう。司会の人がそれを見て、声を上げようとした時、
「60だ」
と、静かだった会場に男の人の声がひびいた。この声の持ち主は、ギルゼルさんの兄の、あの豚さんだった。
「60! 60枚です! 54枚から6枚アップさせてきました! さあ、それ以上の金額が出るのか⁉︎」
金額60枚。日本円にして6000万円。かなりの大金だ。さすがにこれ以上は誰も無理なのか、みんなが悔しそうな顔をする。司会の人もこれを見てもう終わりにしようと声を上げようとしたら、また別の声によって遮られた。
「待ってくれ! どうせ買えないんだ...せめて、そいつの服を脱がせろ!」
(...はい? 一体何を言ってるんですかね?)
僕が驚いていると、他の人たちもうんうんとうなづいた。
「おっと! これはこのオークションが始まって以来異例の出来事です! ...本来ならば、このままではないといけないのですが、金貨60枚を出した153番のかた! ここはあなたに任せましょう! もうこの奴隷を買うのは決まったも同然ですので、脱がせるか脱がせないかはあなたしだいです!」
そう言って司会の人は、あの豚さんに話を振る。会場全員の視線が豚さんに注目する。そんななか豚さんの出した言葉は...
「いいだろう。好きなだけ見ろ」
その言葉で、会場が盛大に盛り上がった。
「脱げ」「脱げ」「脱げ」と会場から、声が上がる。そんな言葉が上がる中、司会の人が僕のところに来て、僕に冷たい目で言う。
「脱ぎなさい」
さっきまで、司会をやってた口調とテンショウがまるで違う。普通の人間と奴隷とでは、ここまで扱いの差が出てくるのだろうか?
あんな目で見られるのは、あの時と同じだ。
こんな思いをするならさっさとここから逃げればよかった。リリィには、後で本当のことを言えばよかった。と、今更ながら後悔する。
脱げというコールの中、僕が中々動かないのを見て司会の人が軽く舌打ちをし、僕に手を伸ばす。
―――どうしてそんな目で見るのかな? 僕が一体何をやったっていうのかな?
もう何年も経っているからその目で見られても大丈夫だと思ってた。だけど...全然大丈夫じゃなかった。
(やっぱり人間は...嫌いだ)
司会の人が僕の肩に手を置く。そして次の瞬間、司会の人の腕が―――消えた。
今まで書き直した方がいいかな〜?と思ったことは多々ありますが、ここまで酷いと思ったことはないと思う。
次回更新もだいぶ遅くなります_(-ω-`_)⌒)_
...もうストックない_(-ω-`_)⌒)_




