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第13話ーケーキ大好き!

投稿するまえに寝てしまいました(´・ω・`)

リリィに連れられやってきたの、いつも受け付け。そこには、すでにアリーナさんがいた。


アリーナさんはやってくる僕達に気づいたらしく、こっちを見て、元気に手を振って、迎えてくれた。


と、その瞬間...僕は少しだけどアリーナさんに対して微かな違和感を覚えた。


(気の...せいかな...? 何かアリーナさんの身長が低くなってるような気がするんだけど...?)


「? ユウ様、どうかなされましたか?」


「ふぇ? ううん。何でもないです」


僕が違和感について考えていたら、いつのまについたのやら、目の前にアリーナさんがいた。そして身長もいつもと同じだ。


(...うん、きっと気のせいだね)


と、僕は納得する。もし仮にあの違和感が本当だとしても、人には色々と事情があるからね。


「アリーナ。ユウのギルドカード更新終わった?」


「はい。終わってます」


そう言うと、僕にギルドカードを返してくれるアリーナさん。受け取った僕は、確かにランクのところがFになっているのを確認する。


(うん。ちゃんとなってる)


そう思うと、何だか嬉しさがこみ上げてきた。確かに、目立つからランク上げるのは嫌だったんだけど、上がったものは素直に嬉しい。どうせなら最高のEXまで上げちゃいたい。いやもう上げちゃおうかな? どうしようかな? と、僕は物凄くテンションが上がる。


がしっ!


「ふきゃあ⁉︎」


「可愛すぎだよぉぉぉおぉぉぉぉぉぉーーーー!!!!」


リリィにいきなり抱きしめられた。なんで⁉︎ 幸い後ろだったからいいものも、前だったら窒息死レベルだよ⁉︎ それほどまで強いってこと!


「ちょ、リリィ離して!」


「...あ、ユウ髪凄くいい匂いする」


いやああああああ!!? 匂いを嗅ぐなんて、何処かの変態がすることだよ⁉︎


「ふにゃああああ!! 匂い嗅がないでええええ! そして離してえええええ!!」


ガッシャーン!


「「「「「はっ?」」」」」


「...ん?」


......あれ? リリィが消えた。あと、さっきの音なんだろう? 何かものすごい音なったけど。そして、なんか他の人達が僕を見たり、何もない...ん? 壁が凹んでる? なんで?


気になった僕は、凹んでる壁に向かって歩く。そして、凹んでる壁の全体が見えた瞬間僕は、驚愕に目を見開いた。


「リリィ⁉︎」


さっきまで、僕の事を後ろから抱きしめていたリリィが倒れていたのだから。


「「ちょ、リリィ⁉︎ どうしたの⁉︎」


慌ててリリィのところに駆け寄る。リリィは苦しそうな表情をしながらも、何故か、笑っていた。


...いやなんで?


「ユウ...」


「っ⁉︎ リリィ! 大丈夫なの⁉︎」


なんで笑ってるのかわからないけど、苦しそうなリリィが心配で、目から涙が出てきた。僕は、もう自分の力がみんなにバレてもいいという思いで、リリィに回復魔法をかけようとした、そのとき、


「ユウ......良い...一本背負い...だったわ......」


そう言ってリリィは倒れてしまった。


「......え?」




☆★☆★


僕たちは今、ある店に行くためギルドから出て街中を歩っていた。


「いや~まさかユウに投げられるとは思わなかったわ」


リリィが笑いながらそう呟く。


「うぅ…ごめん」


僕は、その言葉に落ち込みながら謝る。


「ま、まあまあ、そんなに落ち込まないでよユウ」


「…でも」


リリィはそう言ってくれるけど僕の気分は晴れない。最初はリリィが抱き着いてきたのが悪いとはいえ、まさか、リリィを投げたのが僕だったなんて…


「もう…! …しょうがないな~ …ユウちょっと寄り道するよ!」


「…え? ちょ、どこ行くの!?」


「いいからいいから」と言いながら、僕の手をつかみリリィは走り出した。






「ここは…?」


リリィに連れられてやってきたのは、なんか可愛らしい建物だった。というか、お店? かな?


「ここは、ウィロンという店で、喫茶店みたいなものよ。売っているのが、甘いお菓子と飲み物だけだけどね」


リリィさほどない胸をはって言う。僕は、どうしてここに連れてきたのか疑問に思いリリィを見る。


「甘いものでも食べればきっと元気になるわよ」


…あ、もしかして僕のために…? リリィ…


「…ありがとう」


僕はそう言うと、リリィが微笑んだ。


「じゃあ、行こうか」


「…うん!」


そうして僕とリリィはお店に入っていった。


内装はなんというか外と同じで可愛いかった。てか、これお店? って思うほどに。


中に入ると、店員さんが僕達をテーブル席に案内してくれたので座る僕とリリィ。てか、リリィ、何で隣なの? あれ? こういうのって向かい合うように座るんじゃないんだっけ? 地球とここでは違うのかな? まあ、どっちでもいいんだけどね。


「さて、ユウは何にする?」


リリィが、僕にメニュー表を見せながら聞いてきた。僕は、そのメニュー表を見て悩む...はずだったんだけど......僕は、ある一つの場所を見て速攻に決まった。それは...


「これ! このケーキ!」


そう、そこには、数は少ないが確かにケーキと書いてあるのを見つけたのだ。


何を隠そう僕は、ものすごいケーキが好き。まさか、この世界にケーキがあるなんて思わなかったけど、あったんだね。本当ここに来てよかった。


「そ、そう...どのケーキにするの?」


リリィが、いきなり強く言った僕に若干驚きながら、聞いてくる。


(ふふん。どのケーキにするのかって? もちろん...)


「全部!」


僕は、そうリリィに言った。


〜数分後〜


「ふぁわ〜...」


目の前に並ぶ五つのケーキ達。この中で知っているのは、イチゴみたいなのが乗っている、ケーキだけだった。


他は、全然知らない。きっとこの世界にだけあるケーキなんだと思う。...あとチョコがなくて残念だった。




中途半端ですが、これは...まあ、閑話みたいなものなのでいいかと......


今日はちゃんと夜の23時に投稿します( ̄^ ̄)ゞ

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