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20年の思いをあなたに  作者: のん
生きたい
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涙の理由





みんなはしばらくあたしの家にいたものの、帰ってしまった。



みんなといるときは・・・。



勇気が出るんだ。



でも。



1人の時は・・・、。



どうしても心細くなるんだ。



怖いから。



いつ死ぬかもわからない。



そんな恐怖が、いつもあたしを付きまとうから。



今。



あたしがするべきコト。



そんなコト。



分かってる。



残された時間で、後悔の無いように生きること・・・。



そう、生きるの。



「ただいま。」



その言葉とともに、お母さんが顔を出した。



「・・・おかえり。お母さん。」



「さー、ご飯の支度しよっかな。マリ。今日何食べたい?」



「うーん、肉!?」



「肉か。・・・。」



お母さんは、いつも通りに接してくれた。



その思いがうれしくて、



うれしくて。



涙が出てきたの。



この涙はね?



あたしのいろんな思いが詰まっている。



そんな気がしたから・・・。



あたしは、その涙をきれいさっぱりふき取ったの。





















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