何があっても。
久しぶりの投稿です。
ペースが戻るとは限りませんが、頑張ります☆
「マリッ!!!何で。何で、何でッ!」
マサキが走ってくる。
「マ……サ、キ。」
やだ。
あたしまだ。
マサキが好きだ。
でもあたしもう、死・・・・んじゃ、うか、ら。
こうするしか、ないの。
「ご、めんね。さよなら。」
「何でショウなんだよ・・・・。俺じゃ、だめなのか・・・・よ。」
ごめん。
マサキ。
おねがい。
最後ぐらい、格好付けさせて?
今まで君に迷惑ばっかかけてきたあたしだけど。
今回は、自分で考えて行動して。
君の悲しみを半分にしたい・・・・そう思ったから。
だから。
あたしの思いが、君に届くことを願います。
「何で、ショウなんだよ・・・・・・。」
マサキのか細い声が聞こえた。
泣きそうになった。
足を止めそうになった。
振り返りそうになった。
抱きしめたくなった。
寄り添いたくなった。
それでもあたしは。
前に歩き続けた。
それで。
決めた。
あたしはもう。
誰とも付き合わない。
傷つけたくない。
誰も。
だから。
ショウ君を利用するような事も。
しない。
少しでも考えた自分がバカだ。
傷つけたくないのに。
なんで傷つけるの?わざわざ。
それは多分。
あたしが弱い人間だから。
だから、利用しようなんて・・・・・・考えた。
だからもう、やめよう。
強い人間になるんだ。
これからは・・・・そう。
一人で。
自分の力を信じて、生きてゆこう。
たとえあたしの命があと明日限りの命だとしても。
絶対にマサキに言わない。
何があっても。
強く生きてやるんだ。
マリちゃんネチネチしすぎ!
あーぁもう、可哀相すぎ((お前が言うかッ
早く進展させなければ・・・・。




