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20年の思いをあなたに  作者: のん
新たな道へ
26/31

何があっても。

久しぶりの投稿です。


ペースが戻るとは限りませんが、頑張ります☆




「マリッ!!!何で。何で、何でッ!」




マサキが走ってくる。



「マ……サ、キ。」



やだ。



あたしまだ。



マサキが好きだ。



でもあたしもう、死・・・・んじゃ、うか、ら。



こうするしか、ないの。




「ご、めんね。さよなら。」



「何でショウなんだよ・・・・。俺じゃ、だめなのか・・・・よ。」



ごめん。



マサキ。



おねがい。



最後ぐらい、格好付けさせて?



今まで君に迷惑ばっかかけてきたあたしだけど。



今回は、自分で考えて行動して。



君の悲しみを半分にしたい・・・・そう思ったから。



だから。



あたしの思いが、君に届くことを願います。






「何で、ショウなんだよ・・・・・・。」





マサキのか細い声が聞こえた。







泣きそうになった。


足を止めそうになった。


振り返りそうになった。


抱きしめたくなった。


寄り添いたくなった。





それでもあたしは。



前に歩き続けた。














それで。


















決めた。

















あたしはもう。



誰とも付き合わない。



傷つけたくない。



誰も。





だから。





ショウ君を利用するような事も。



しない。









少しでも考えた自分がバカだ。




傷つけたくないのに。




なんで傷つけるの?わざわざ。



それは多分。



あたしが弱い人間だから。



だから、利用しようなんて・・・・・・考えた。











だからもう、やめよう。





強い人間になるんだ。













これからは・・・・そう。



一人で。




自分の力を信じて、生きてゆこう。



たとえあたしの命があと明日限りの命だとしても。



絶対にマサキに言わない。



何があっても。



強く生きてやるんだ。





マリちゃんネチネチしすぎ!

あーぁもう、可哀相すぎ((お前が言うかッ

早く進展させなければ・・・・。

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