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20年の思いをあなたに  作者: のん
動き出す、恋心
12/31

転校生




体育祭・・・。



その響きが懐かしくて、それでいてドキドキして・・・。



そんな体育祭に、また今年もマサキと一緒に参加できるコトがうれしくて、うれしくて・・・。



マサキ・・・。



君を見つめてしまうよ。



あなたは、5年前のコト、覚えていますか?



あたし、今思い出してたよ。



あなたも今、同じコト、考えてるのカナ?



だからあなたは今、あたしを見て笑いかけてくれてるのカナ?



こんなにあたしを思ってくれて・・・、あたしは本当に幸せ者です。































*    *     *    *    *     *    *    *    *















「じゃー、誰か、リレー出る人ー。手挙げてー。」




役割決めが、始まった。



あたしは運動神経悪いし・・・、体弱いから、いつも応援だけ・・・。



それでも。



マサキを応援できるなら!



あたしは精一杯がんばるよ・・・。






そして、手を挙げたのは、マサキと拓也くんとナツホだった。



ナツホも運動神経が良くて・・・。



ほんと、羨ましいほど、カッコイイの。












「それじゃぁ、リレーのメンバーはマサキ君と、拓也君と、ナツホと・・・、あとそれからミナと転校生で決まり。」






えっ!?



転校生?



転校生来るの!?



「はーい、先生。転校生なんて、聞いてましぇーん。」



クラスの男子が次々に呟く。



すると。



「あれ?言ってなかったっけ?あっそうか、先生、学級委員長にしか言ってなかったなぁ~。」




先生~(泣)



忘れちゃダメだよ・・・。



天然サナ先生があの天使のような声で、呟く。



「ゴメンネ~。あっ!転校生君わぁ~来週中には来る予定だからネ♪」



テキトー・・・。



しかも・・・、ゆるい。



サナ先生って、ほんと。



大丈夫?



心配しちゃうよ・・・。



はぁ・・・。










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