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夜桜

作者: 儚世

暖かい水色咲き誇る 可愛い君を見ていた


薄い桃色の笑顔だけを 人は眺めてた


剥がれ落ちてく花化粧 踏み躙られるゴミのよう


花冷えに君は独り 泣いていた


別にそのままでいいよって 満開の笑みも


完璧な可愛さなんてなくていいから


夜風に舞う夜桜みたいに 暗い方が綺麗な君を


見つけやすいから 知らない間に散っていかないで


誰も気づかない春の闇の中 僕が見つけ出してあげるから


二度と君が涙を流さないように


美しい白色立ち誇る 大人な君を眺めてた


嘘のように冷たく 凍える君の手のひら


降り積もってく雪化粧 キラキラ光る枝の先


少し飾った君も可愛いなんて


無理に笑わなくてもいいよ 辛い時だって


どんな冬も春は訪れるから


夜風がどんなに冷たくなっても


ここに来てよ 今すぐに 温めてあげるから


知らない景色 一緒に見ようよ


苦しいことはすぐに終わるさ


もう一度君が素直に笑えるように



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