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幸せの価値観

作者: 大澤豊

僕は毎日、自分の幸せを実感する。

「美味しいごはん、あったかいお風呂、フカフカの布団。あと、なによりも、」

そう言うと、君は爆笑する。

「なにそれ、にほん昔話のオープニング?」

そういえばそうだな、僕もつられて笑った。にほん昔話は僕の価値観に合っているらしい。それでも、僕は君の手を握る。なによりも、君が隣にいてくれること、これが一番の幸せだと思う。つまり、にほん昔話とは少し違う。

そう思った時、君が言った。

私の幸せは、家族が側にいること。と、言う訳で家族になりませんか。

まさかの展開に僕は言葉が出てこなかった。

ただ明確なことは、僕の返事はYESしかありえないということと、僕と君の価値観は全く同じだということだ。

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― 新着の感想 ―
[一言]  贅沢になりすぎたせいか、ご飯や布団だけでは満足できない人が増えたような気がします。
2017/03/11 11:20 退会済み
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