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作者: 白狐+0529+

ねぇねぇ知ってる?神様

今度私がでる小説にはね

私が告白されるシーンがあるんだ

ねぇ、神様

今回の小説ではね、読者を泣かせなきゃいけないんだって。

私が死ぬとかそんなありきたりな泣かせ方じゃなくて

もっと残酷な泣かせ方ってあるのかな

放課後君と教室にて


「お前のこと好きだわ」


君の言葉に僕は怯える


「どうしたの?」


不思議そうに尋ねる君


「大丈夫」


僕は肩の力を抜く


「俺はお前のことを心から」


そう…きっと大丈夫


「大切に思ってる」


涙が出てきて思わず下を向く


「あたりまえじゃんか」


顔をあげて君を見つめ、笑顔を作る準備をした


「お前は俺の妹みたいな存在だから」


胸に何かが突き刺さる


「そうだ」


この先の言葉は、もう少女マンガの設定で決まっているんだ


「俺、彼女できた」


ほら、やっぱり


「大切なお前には言わなきゃいけないかなって思って」


神様は…残酷だ


「彼女のことは愛してるけど」


そう、もう…わかってるから言わないで


「お前のことはすきだから」


好きという言葉が人生でこんなに傷つく言葉だなんてね

私自身、好きって言葉で傷ついたw

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