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エピソード6 

見てくれている人いるかな?わからないけど、遅くなってすみません。完結は今月中にするつもりです。

よかったら見ていってください。

ふたりとも顔を見合わせて、

「フィーネ!生きていたのか!」と言った。




彼女はフィーネと言うらしい。


「こんど、フィーネが来たら、言っといてくれないか。シリルとマーカス、アレクが、探しるって。」と言われたので、うなずくと、


ふたりとも嬉しそうな顔をした。


今日の仕事が終わり、ドアを閉めようとすると、


「あ、ベルちゃん!元気そうだね!良かった!」と言われた。


彼女はありささんの知り合いで、王都で仕事をしているマリーさん。


同世代の娘さんがいらっしゃって、私もこちらに来てからお世話になっている。


笑顔でペコッと頭を下げると、

「今からうちに来ない?リオラがね、待っているのよ。」と言われて、

行くことにした。


ついでに、リオラというのは彼女の娘の名前。


彼女たちの家は一階が店で、二階が住宅。


久しぶりに入ると、

「ベルちゃん!久しぶり!」と笑顔で抱きついてくる、リオラ。

リオラの家でご飯をごちそうになった。


リオラの家は食堂なのだが、リオラは継ぐつもりはないらしい。

リオラはお菓子屋さんになりたいんだって。


彼女が作るお菓子はすごくうまいので、大好物だ。




家に帰ると、本棚からある本を取り出す。


それは薬草図鑑。


アリサさんが持たせてくれた。


その薬草図鑑をペラペラめくる。


セージやローズマリーなど至るところに生えているものから、


魔力回復などに使うポーションのための薬草まで。


私が作るのはどちらかと言うと後者なのだが、


私は残念ながら経験値が上がらなすぎて無理だ。


そのため、ダンジョンとかの下の層まで降りれないのが難点だった。


練習を一年間してきたが、増える気配はない。



諦めるべきだろう。







その薬草図鑑を漁っていくうちに、あるページに目が行った。


そこには、、、。


ヒカリソウと書いてあった。


かなり、ダンジョンの下の方に行かないと見つけられないと書かれているその草は、


回復や威力強化にも使われる万能な草だそう。


私には絶対手に入らないものだが、何故かそれに目が行くのだ。


もしかしたら、記憶がなかった頃、ダンジョンに入っていたのかもしれないなあ。


なんて思ったりもした。


そんななか、一ヶ月後に、あの人が現れた。


そう、フィーネさんだ。


彼女は私を見て

「お久しぶり!元気?」と言ってくる。


フィーネさん。ご来店ありがとうございます。


とかくと、彼女は

「あれ?名前言ったっけ?」と言われて、

あわあわし、


シリルさんに聞きました。


とかくと、彼女は私を見て

「え、、、。シリル元気?」と身を乗り出して聞いてきた。


皆さん元気ですよ。フィーネさんのこと探していらっしゃいます。


とかくと、彼女は

「え、うそ。アイツらが?!なんでだろう。ようはないはずなのに。

 ってごめん。なんか暗いムードになっちゃったね?」と言って、


「そっか、、、。心配してくれていたんだ。って、もしかして、リンちゃんもその途中で彼らが見つけたかんじ?」と聞かれた。


そうだと思います


とかくと、

「そっかあ。でもなあ。会うのはなあ。ちょっとねえ。」と彼女が言った。なにかあるのだろうか?


そう思っているときにドアが開いた。


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