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プロローグ

冒険者系は今回始めてです。

私にしては珍しく、十数話で終わる予定です。

戦闘も入ります(最終話あたり)

よろしくおねがいします。


ある国に若くして王となった皇帝がいた。

その名はシリウス・アステルノード。

彼は先代王の側室の息子で第七王子だった。



先代王は色々な意味で名が広まっていた。

女好きだったのである。

国中の美女を集めさせ、たくさんの女に手を出した。

仕事ができるというわけでもなく、愚王といえる人物だった。



そんな愚王の息子の第一王子も似たような男だった。

平民にも手を出し、手を付けられないぐらいの問題児だった。

国を顧みず、飢饉で平民が困っていても見て見ぬ振りを決め込んだ。

高位貴族も、自分たちは豪遊ができるため、見て見ぬ振りをする。

平民だけでなく、下級貴族もこの国の行き先を心配していた。

そんななか急に病弱とされていた第七王子が急に二人の仲間を連れ帰ってきた。

彼が作りたかったのは

「平和ですべての人が笑顔になれる国」だった。

そんな彼に感化され、たくさんの人が味方につき、

前王や第一王子、上級貴族などを倒し、王となった。


そんな彼は王になってからも、平民の意見に耳を傾けようとする。

そのような彼をよく思う人がたくさんいたのは想像に難くない。

しかし、私腹を肥やそうとする貴族を許さず、処罰するので、

高位貴族は特に怖がっていた。




そんな彼だが、ある噂がある。

それはゲイなのではないかという噂だ。

彼には優秀な部下が二人いた。

ふたりともこの国出身というわけでもないのだが、優秀でこの国が立ち上がるのに一役買った人物だ。

平民からは神様だと崇められていた。

だが、あまりに女沙汰がなく、后をとる素振りを見せない。

それだけを心配していた。







その裏で、実は彼が立ち上がる前にメンバーが次々脱退し、パーティーが解散したグループがあった。

そのパーティーの名前は奇しくもstarlight。

彼らの始まりはある魔獣の出没からである。

ある町に一体の魔獣が出た。

一体と言ってもそれはそれは大きく、強く、街の人では太刀打ちができなかった。

その時、その村にいた、寄せ集めの冒険者七人。それが、彼らの始まりだとされている。

彼らは、それまで無名の冒険者で、出生なども明らかになっていない、謎のパーティーだった。

彼らを知る人はこういう。

「人を助けるような、みんなのスターのようなヒカリのような、パーティーだった」と。


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