未来‘
ブックマークありがとうございます
三章開始です
この巻き戻しを終わらせよう
私たちは誓った
犯人はわからないけど覚醒者が関係していることは間違いない
巻き戻しが起きていると知っているのは一部の覚醒者のみ
私たちがやらないといけない
巻き戻しで好き勝手して無茶苦茶になった未来
荒廃して全てが混ざり荒廃したこの世界を
この末世を終わらせるために
私たちは道標となる
古代より人々を導き続けた北極星のように
何千、何万と経っても変わらずそこにあり続ける北極星のように
私たち末世の北極星が導く
時計の針を進め、未来へと
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なるほど……
邪魔者はこうやって置いていくのね
消した未来に置いていく
そしてこの状況になってようやく理解する
使徒があいつのことをオーバーワールドと呼んでいたことを
それが分かっても私は手も足も出せない
ここからでは私の刀は届かない
諦める?
私らしく無い
彼女らしくない
私たちは誓った
未来へ導くと
だけど無謀なのは分かっている
世界線を越えていくなど人のすることではない
いくら覚醒者でもそんなことできない
だけど誓った
巻き戻しを止めると
いつもありがとうございます




