沈む
どうも、結局予約投稿できなかった旧天です
1週間やってみると言いましたがダメでした
申し訳ございません
結論を申し上げるとこれからの投稿スタイルは相変わらず不定期投稿という形になります。
多くて週5
少ないと半月ぐらい休みますが温かい目で見守っていただけると幸いです
本日は二回投稿です。区切りが悪かったので
評価ブックマークありがとうございます
これからもよろしくおねがします
胸の前で合わせる。乾いた音が古代都市に響き渡る。パンゲアさんが顔をハッと上げる。
そして慌てた様子で私の方へテレポートしてくる。パンゲアさんは必ず背後に回る。パンゲアさんに限らず多分ほとんどの人がそうするだろう。戦いにおいて隙というのはたくさんある。今みたいに攻撃を放つ直前直後も隙の1つだ。そして背後をとれるなら
うちの師匠はひねくれているのか真横から攻撃してきますけど
そして先ほどの攻撃の時、パンゲアさんは私の背後にやってきた。だから私はそのまま反転して魔法陣を展開した
だけどそこにパンゲアさんはいなかった。
読みが外れた?
そして背後、つまり先ほどまでむいていた方から顔を掴まれ。無理矢理パンゲアさんの方を向けられる。目隠しは外れていて今まで見たことがないくらい焦っている
「N! しっかりしなさい! 戻ってきなさい!」
パンゲアさんがNさんに呼びかける。私の目、その奥を見ている
パンゲアさんは焦るということはしない。普段は無表情だし達観している。笑うことがあっても焦るということはしない
一体何が起こっている?
《助けて》
Nさんの弱々しい声が聞こえた。その声と共に何かがやってきて私を蝕んでいく
私が失われていく
俺が失われていく
私の意識はそこで途絶えた
《沈め》