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想像の世界〜自分のオリキャラになりました〜  作者: 旧天
第2章 つかの間の日常になると思っていた
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パンゲアとの修行

予約投稿試験2回目


いつもありがとうございます

モヤモヤした状態で食卓につく。妹はなんとか起きてきたが不機嫌そうに朝食を食べていく。会話をする気はないらしくずっとテレビを見ている。


「そういえば今日はパンゲアさんのところに行くんだっけ?」

「うん、そうだよ。週に一度の実践修行」

「何時に出るの?」

「8時半には出る」


首都防衛戦以降俺は週に一度パンゲアさんの下で実践修行を行なっている。どうやら()が眠りNが表に出ていた時にNとパンゲアさんで取り決めしたらしく本人の意思関係なくパンゲアさんの弟子となっている。


「無理しないでね。帰ってくるたび何故か生き生きしているから大丈夫だとは思うけど」


************


「おはようございます」


パンゲアさんは初めて会った時と同じ全身真っ白な服装で仁王立ちで待っていた。場所はパンゲアさんと初めて会った公園。パンゲアさんは私がやってきたのに気づいたのか薄ら目を開ける。


「Nは?……いない」


いつも通り表情乏しく、口数少なく尋ねてきた


「魔力使いすぎて寝ています」

「そう……」


パンゲアさんは私の頭をそっと撫でる


「問題ない……あなた、戦える」

「今日こそ一発入れて見せます」

「望む……ところ」


パンゲアさんと私以外の全てが一瞬ブレる。気がつくとだだっ広い真っ白な空間に私たちだけがいる。パンゲアさんの能力で私たちだけ結界の中に入れたのだ。この空間はパンゲアさんが自由に変えられる。ジャングルだったり都市だったり現実にはない天空都市にしたりできる。戦闘最中に変えられたこともある。


パンゲアさんだけまたブレるとパンゲアさんの右手の上に赤い宝石が浮かんでいる。そして服装は修道女とよく似た服装になっている。修道服と大きく違うのは目隠しをしているのと金色の糸で刺繍がされていること


今日はムー大陸モード

変身が終わると再び視界がぶれて古代の都市のように石造りの街並みへ変化する。だが現実の古代都市とは違い上空にも地面や正方形の岩が浮かんでいたりとしている


「それではルナフ、そちらのタイミングで始めてください。言わなくてもわかると思いますが殺す気で」


変身が終わった途端表情豊かになり饒舌になる。


私は魔力を循環させて準備する


【1、己を知る】


今の私にNさんはついていない。文字通り自分だけの力でパンゲアさんに立ち向かわなければならない


【2、相手を知る】


パンゲアさんの特徴①

基本態では長く喋ることができないが変身すると喋れるようになる


パンゲアさんの特徴②

変身はいくつもあり、現在わかっているのはアトランティス、ムー、南極の3つ。変身ごとに属性が決まっていてアトランティスは水、ムーは念力、南極は氷といったところだ。おそらく南極以外に現存するユーラシア、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オーストラリアもあるだろう。どの形態が一番強いかは謎。


Nさんが最強の覚醒者と言っていたことが聞いただけでわかる。


パンゲアさんの特徴③

アレという謎の存在に従っていて忠誠を誓っている。こうしているのもアレの指示らしい。そのアレというのがなんなのかNさんもパンゲアさんも教えてくれない。2人揃って知らない方がいいと言っていましたし


そして今回のパンゲアさんはムー大陸モード。念力での攻撃をメインとしていて見えない遠隔攻撃をしてくる。魔法障壁を張っても貫通してくるので防御は捨てて火力と速度に回す


【3、周りを知る】


石造りの都市、パンゲアさんの念力で倒壊してくる恐れあり。


【4、無駄な戦闘は避ける】


修行


【5、相手のペースに合わせない】


初戦は私に合わせにきてくれる


【6、生きることを最優先とする】


修行だから殺されることはないが直撃=死だと思っている


【7、逃げるは恥だが敵を煽るのを忘れるな】


前やったら本気出されてサンドバックにされました


ムー大陸モードのパンゲアさんを相手する時にはとにかく私に狙いをつけられないように高速で移動する。細かい操作ができない箒ではただの的になってしまいますし


よって身体強化をかけていく。Nさんも魔法使いと言いながら殴った方が早いと身体強化を多用していましたし。今の私にはこれぐらいしかできない


魔法使いとしてそれでいいのかと疑問に思いますが


身体強化をかけ終えると右手をパンゲアさんに向ける。青白い光の魔法陣が展開され回転を始める。


そしてスノーを放つのと同時に高速で壁を走りはじめる。


重力操作

新たに教わった魔法の1つ。無属性重力系統で物語内でも多くの魔法使いが使っていた非常に便利な魔法。緊急回避にも使えるしこうして壁走りしたり天井を走ることだってできる。


スノーを放ち続け同じ壁は走らずとにかく不規則に移動し続ける。そしてパンゲアさんに向けて放たれたスノーは全て避けられている。新体操の選手のようにスノーの間を避けていく


それを修道服でやりますか?


だが顔だけはこちらを向けている。


「ではいきます」


パンゲアさんが呟くと赤色の宝石が輝きパンゲアさんが消えた。


テレポートではない。念力で知覚できないほどの速さで高速移動しただけ。生体感知で私の背後にいるのがわかる


そして私はちょうど壁を蹴った瞬間だった。重力操作では間に合わないし体をひねることしかできない。


緊急回避にも使えると言ったが緊急回避する時間すらない。咄嗟に魔法陣を瞬間展開して壁から氷を生やして私にぶつけ遠くへ飛ばす。私がいた先ほどまでいた場所にある氷はパンゲアさんの念力での粉々で砕ける。


「よけられるようになりましたね」


パンゲアさんは嬉しそうに私が飛んでいくのを眺めている。弟子の成長を喜んでいるらしい


「頭痛でバ◯ァリンのお世話になるのはもう嫌ですからね」


私は遠く離れた浮いた岩に着地する。この瞬間に念力してこないのはパンゲアさんが手を抜いているから。初戦はただのウォーミングアップだから。


着地と同時に手を胸の前で合わせる


さて、驚いてもらいましょう


予約投稿にすると他の作品に埋もれてしまうためかpvが伸びませんね

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