表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/167

東京湾

N《遅刻ね……何をするかわかっているよね》

旧天「まだ大丈夫だ! ゲームとかだと午前四時までは前日とかカウントされることあるからな!」

N 《ハロンアーク》

旧天「あばばばば」


皆さん!


一周間ぶりです。

まずはブックマークなどありがとうございます。まだまだなろうでは少ない部類ですが増えていくのが嬉しいです


そしてごめんなさい

2時間遅刻しました


久し振りなのでリハビリも兼ねているため少々短めとなっています


明日(もう今日だった)からまた週6〜5投稿となるのでお楽しみに


首都防衛戦開始です

《というわけよ》


Nさんに今までのことを説明してもらった


白髪の方はパンゲアさんといって簡単に言うと無茶苦茶強い覚醒者。


どのくらい強いかと聞いたらチート連中を圧倒して列強諸国の軍隊に一人で立ち向かえるほどだと言われた

身体能力戦闘能力はもちろん、本人のセンスや戦術が優れているということだ。


そして時間がなかったから私の意識を眠らせてNさんが体を動かしてここまでやってきたということ


そんなこと可能なんですか?

私を眠らせてNさんを表に出すなんて


《可能、だけど普段は封印されているから私たちの意思では入れ替わることはない、だからまさかパンゲアが精神操作して入れ替えてくるとは思っていなかった……パンゲア》

「呼んだ?」


?!


Nさんがパンゲアさんを呼んだらパンゲアさんが返事をした。今は私の頭の中にいるので外部には聞こえないはずなのに。もちろん私が中継してパンゲアさんに伝えたわけでもない


Nさんが目頭を押さえながらため息をついて


《構えていなくても少しだけ読心はできるらしいんだよね。本気出せば心が丸わかりだけど流石に頭の中の心まで読めないよね、読めたら脅威度が天元突破するんだけど》

「名前を呼ばれたくらいならわかる………細かいことはわからない……仲介お願い」


表情が乏しいからどんな感情なのかわからないけど困っているのだろう


Nさんの解説通り頭の中のNさんの心までは読めない、脅威度は上がらずに済んだ。そもそもNさんが脅威と言っている時点で私は足元にも及ばない。戦ったとしたら何もせずに瞬殺されるだろう


《ルナフを少しだけ松村君に戻したいから索敵全て任せたい》

「私を少しだけ元の人格に戻したいので索敵をお願いいたしますか?」


パンゲアさんはこくりと頷くと船首の方へ戻っていく


《ん》


Nさんが手で私のことを促す





どうしたN? 俺に戻したいって


《実はね、話があるんだけど》


************


「見えた、どうする? 普通に近づくの?」


運転手のユリアさんが見つけたらしく私たちに尋ねる。私は戦術など全くわからないしNさんが首を横に振っているのでパンゲアさんを見る


「横につける……」

「了解」


盗まれた船はグアムとかのリゾートの海に浮かんでいそうなクルーザーだ。一体いくらするのかわからない。この船を毎回Dr.Kは壊しているのか


「ん……」


パンゲアさんが右腕を上げると電波がうまく受信できないテレビのように視界が一瞬ぶれる。ザザっという感じで。


その一瞬の後、パンゲアさんの右手には槍が握られていた


そしてその腕がピクリと動いた


ドォォォオン


「な」

《ああ、やっぱり》

「海中になんかいるの?」

「……」


クルーザーが木っ端微塵に吹き飛んだ

咄嗟に生体感知したらクルーザーがあった場所から巨大なものが1つ

人間のが1つある。


半月を背にして龍のように鎌首を上げる巨体、その頭の上に人影があった


「よく来たな! 因果から外れし者どもよ!」


巨体の怪物は弩ジョウ、その上に立っているのがDr.Kであるのはすぐにわかった。


「なぜ……それを知っている」


パンゲアさんが槍の切っ先を相手に向ける


「あなたは……外れていない」


そうだ……情報では因果から外れた存在ではない


Dr.Kは巻き戻しに気づくことはできないはずだ。となると因果の脱出のことを知る機会はないはずだ。そもそも天災の日当日、因果の脱出としては大きく動いていない筈だ。偶然知ったにしては天文学的な確率、他に要因がある筈


「研究には協力者や出資者が必要でな、そいつから教えてもらった。時間がなんども繰り返すなどふざけた話だが実際お前らはここへ来てこうして対峙している。予定を早めてこうして実験に踏み切った」


協力者、その人物は因果から外れた存在であることは間違いないだろう。そうじゃないと知るはずがないのだから


「大丈夫、ハ葉ちゃんが調べてくれている筈」

「今は……弩ジョウ……倒す」


私たちにだけ聞こえる声で喋る。確かに今は目の前の敵に集中しないと。


「実験は大成功! こうして私の制御下に置くことができて海を支配することができる。やがては全ての大陸もな!その前哨戦としてお前達にはここで引いてもらう」


そう一方的にいうとDr.Kは靄のように消えていった。そして弩ジョウが大きく体を動かすと口を開けて威嚇してきた


《今回初の戦闘よ。戦闘における心構えは?》


軍服コートとなったNさんが私に尋ねる


私がNさんに初めて教わった戦闘に入る前の心構え



《1、己を知る》


使える魔法はスノー、ただの魔力放出、身体強化、防御魔法、叛逆


あの巨体に有効打を与えられるとしたら


格闘などは不可能


《2、相手を知る》


前回テレビで見た時よりかなり小さくなっているから


《3、周りを知る》


パンゲアさん

Nさんが言うには覚醒者の中でも最高位の実力を持つ人

その力は軍隊を圧倒する


ユリアさん、弩ジョウが現れた今となっては船の操作にかかりきりになるだろう。戦闘に介入することはない


そしてここは戦場で周りは海、叛逆を使えば飛べないことはないが


《4、無駄な戦闘は避ける》


この戦いは東京を守るために


《5、相手のペースに合わせない》


今この場


《6、生きることを最優先とする》


こんなところで死ぬつもりなど毛頭ありません


《7、逃げるは恥だが敵を煽るのを忘れるな》


いざとなったらモブキャラの煽り、お見せしましょう




あの……Nさん


《どうしたの?》


あんな巨大な怪物との戦闘経験なんて皆無ですよ


《今回は戦わなくていいよ》

え?


Nさんはパンゲアさんのことを指さす


《ここにはパンゲアがいるからね》


弩「待たせたな」


現在出てきた主要キャラの戦闘能力の簡単な比較


イカリ≒大輔≒Dr.K≒八葉≪ちょっとした壁≪ルナフ<ユリア<ルナフ(Nが動かす)<和也<弩ジョウ≪超えられない壁≪パンゲア


アリスとNは現在いないため除外

いるとしたら


アリス<和也<N≪超えられない壁


Nの戦闘能力はルナフに引き継がれる直前の時点です。何十年分も修行をしているのでルナフの記憶よりもはるかに強くなっています


?の戦闘能力は?です


ブックマークな評価などお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ