IF: 喪失の世界
え? 本編書かずにIF書いてんの?
と言われそうです。
ごめんなさい。本編よりも書くのが楽しかったのでつい、書いちゃいました。
お久しぶりです。
ハッピーハロウィン&メリークリスマス&ハッピーニューイヤー&ハッピーバレンタイン
IFって書いていると楽しいんですよ。
普段の3倍書くくらいには。
※本編とは関係性皆無&作者のくせにキャラの解釈違い&結局何が書きたかったの? になっています。それでも良いという方だけお進みください。
神奈川県のベッドタウンにある、少し変わった住宅街の一角。その2階の小さな部屋でスマホのアラームが鳴り響く。
スマホはベッドの上で揺れ、その振動で徐々に端の方へと移動していく。
『2018年6月14日6:00』
よくある日常の始まり。1日の始まりとしては何もおかしくない。
ベッドの主はようやく気がついたのか、その短い腕を伸ばし、遠くへ行ってしまったスマホを黙らせようと手を動かす。
だが自分が予想した場所になかったのか、全く届いていない。少なくとも体を起こさないと届かない距離まで、スマホは動いてしまっている。
それに気づかぬまま、ベッドの主は腕を振りすようにスマホを探す。体を起こさないのは、きっと二度寝をするためだろう。
そうこうしている内に、スマホはとうとうベッドの上から滑り落ち、大きく鈍い音を立てて床へと落ちる。
ベッドからスマホは落ちた。それでもアラームは鳴り止まない。
「あぁもう、んだよ」
ブカブカのパジャマを着た少女は落ちたスマホを取ろうとベッドを這いずり、端の方まで来ると床に手を伸ばす。
だが届かない。
「……ハァ、起きますか」
少女はそう呟きながらベッドから降りる。するとズボンが床にずり落ちる。ついでにトランクスも。
「んあ?」
スマホを拾ってからトランクスを持ち上げるが、腹回りが全く合っていない。ゴムが伸びたとかのレベルではない。
「……あれ?」
ようやく目が覚めたのか、スマホをベッドの上に放り投げ、目を丸くしながら自分のお腹とトランクスのゴムを触る。
「こんな……プニプニだっけ? というか、何だこれ? こんな体じゃ……って声も」
あ〜、あ〜、と喉に手を当てながら声を確かめる。自分が聞き慣れた声ではないことに違和感を抱き、ずり落ちたズボン類に首を傾げる。
「……ん〜?」
「圭太? 起きたんなら早く来なさい!」
部屋の外から母親がいつものように声をかけてくる。少女改め圭太は、日常の声に引き戻されて考えるのをやめて服を脱ぎ出す。
「は〜い。圭太? ルナフじゃなくて……ん? ルナフ?」
だが、その手も再び止まる。
「……圭太?」
日常が徐々に崩れていく。自分では答えを出すことができず、頭の中でひたすら考えが巡り続ける。
俺は圭太で男子高校生であると。いや、私はルナフで魔女見習いであると。
考えが一つにまとまらず、行動することすらできない。そこへ、息子の声に違和感を持った母親が「圭太」と名前を呼びながら部屋に入ってくる。
少女となった息子の姿を見た母親は、すぐに息子の身に何が起きたのかを把握し、起きている家族に大声で状況を伝える。
みそ汁を作っていた父親は火を止めて保険証などの準備をし、寝ぼけていた姉はタンスから女児用の服を探り出す。反抗期真っ盛りの妹だけ状況を飲み込めず、二度寝をする。
周りも飲み込まれるほどの異常が、始まっていた。
* *
病院は多くの覚醒者の対応で混乱していた。記憶と人格の融合。それに伴う自我の崩壊、自傷行為。
松村の身に起きたことは自我の崩壊であり、自分が何者であるかを理解できずにいた。待合室にいる間も、病院へ来る道中も、宙を見上げて全く動く気配がない。
病院がパンクしている状況で付き添いは1人までしか許されず、松村は母親と待っていた。その母親が手続きのために離れたタイミングで、松村の自我を導くものが近くにいた。
混乱する頭を振りながら、それでも総長が残した約束を守ろうと朱莉は病院を見渡す。だがあまりにも多すぎる人。途方に暮れて、疲れからかちょうど空いた席に腰をかける。
朱莉は診察に来たわけではない。探しているのだ。
ラストホープを。
その隣にいた松村の顔がゆっくりと朱莉の方へと向けられた。
「……N……さん?」
見た目は全く違う。見覚えのない女性。それでも確かにNの残滓を、圭太とルナフは感じ取った。
その声は弱々しく、小さく、縋るような声だった。松村は手を伸ばす。導かれるように朱莉の手に触れる。
「……あぁ、ここにいたんだ」
触れられたことに驚きはせず、朱莉は松村の目を見た。遠くを濁った目で見る。その濁りの先に、黒髪の少女がいる。
「おかえりなさい、総長」
「Nさん……何処に行ったんですか?」
松村の自我が再構築される。圭太は現実逃避をし、空想上の英雄へと縋る。その英雄が自分の中から溢れ落ちているのを、ルナフは穴の空いた世界で見つめる。
Nがいない。
黒歴史という自身の歴史に穴が空いている。穴があるなら塞ぎたい。それを取り戻したい。自分の大事な人を取り戻したい。彼女がいない日々なんて、死んだ方がマシだと。
自分を蠱毒地獄から救ってくれた英雄がいない。つまり自分は地獄から逃げ出せていない。ルナフにとってNとは救世主だった。
今ある現実は、地獄と地続きの場所。
この瞬間、松村の在り方は定まった。
救いを求める奪還者。
手段は問わない復讐者。
決して届くことのない、極星を目指すもの。
この地獄で、罰を与えるもの。
粛星者と。
* *
「お前ぇ゛! イカれてい゛るのかッ!」
「あぁハイハイそうですよ〜。殺した人全員同じこと言うから、流石に自覚はしましたよ。不本意ですが」
とある研究者の自宅だった。部屋の大部分を占める水槽には多くの水生生物が飼われ、壁には解剖や実験の記録が残されている。
「それにしても、ドジョウを巨大化する程度で、地球環境が良くなると? 何を目指しているのか知らないですが、ディストピアをご所望で?」
「お前如きに理解されるほど浅い信念ではないッ!」
「私ですら理解できない支離滅裂杜撰壊滅的思考な貴方はやはり研究者をクビにされて当然ですね。コンポスターに入れて腐葉土となり、やがては水に溶かして地球の一部にでもなります?」
水槽は殆どが氷漬けにされ、研究者の手足も凍傷で悲惨なことになっている。耳に関しては千切れているが、氷で大雑把に止血されてある。
「この研究はな!」
「うるさい、興味ない、女が興味を持つような話題を振れ、魔法使い。知りたいのはただ一つ。お前に力を与えた親玉は何処だ」
「答えるものか! あの方の夢が実現するためなら、死んだ方がマシだ」
「ここで死ねばただの追放研究者。悩ましいな。拷問するとすぐ殺しちゃうし、聞き出せそうにないし。まぁいっか。これ以上は無駄だから、ペットの餌にでもしますか」
* *
ガウ
「た〜んとお食べ、大きくなるんだよ〜」
新鮮な肉塊をペットに与える。場所は旧連合の基地であった公園の管理棟。自治体の財政難で管理棟に常駐するものはおらず、現在は無人となった建物は朱莉の手によって魔改造されてある。
地下は拡張され、粛星者にとって隠しておきたいものが収容されて大事に育てられている。
「何か言いたいことでも? アリス?」
「……ううん、別に。あまり趣味が良いとは思えないけど」
「趣味じゃなくて処理。死体残していたらホームズとかポアロとか来るでしょ。それに約束でしょ。世界を正す手段は問わないって。俺とではなく、Nとの」
「そうだけど……納得はいかない」
ガウ
「アリスには色々助けられているからさ、手を出さずにいるけど、少しでも歯向かうなら餌にするよ」
「ペットの餌で死ぬなんて」
「違うよ。私の餌だよ」
「……え?」
粛星者は餌を切り終えると自身も小さな肉片を口にする。
「私は蠱毒の魔女。人を凝縮して、生きながらえた。相手を糧として、私は成長する。それに、竜王の巫女ですよ。人柱とか生贄とか、間接的に使うものですから」
粛星者の背後でペットは餌を平らげる。満足したのか体を丸めて眠りに入ろうとする。そのペットは氷でできていた。
まだまだ小さく、車ほどの大きさしかない。未来では想像を超える大きさとなる。
「そういえば、因果の脱穀」
「脱出」
「そうそう、それ。イカリ、ユリア、和也の3人なんだけど、そろそろ崩壊するんじゃないかな?」
「……なんで?」
「男2人に女1人。しかもカップル成立で男1人蚊帳の外。俺だった血涙流す。何で今まで崩壊しなかったのかが不思議」
「前はNも私もいたから」
「イカリってNに手出した?」
「出してないよ。下心はあったかもしれないけど」
「ふ〜ん。まあいっか。わざわざ私が手を下すこともないか。穢らわしいもの食べたくも食べさせたくもないし」
* *
「オーバーワールドの襲撃に遭ったって聞いたけど無事だったか。肉体は」
瓦礫となった大学。その近くの病院で入院していた男の元へと松村は足を運んだ。使徒と呼ばれる特級特異点の手下による襲撃。
それは因果の脱出を狙い、目論見通り壊滅させた。
「……お前は」
「初めまして和也。私の名前は松村ルナフ、貴方にわかるように表現すると、奪われたNの後釜だ」
「なんで、お前はここに来た。今まで何をしていた」
「なんで? 答えは簡単だ。何故オーバーワールドはお前を残した? 私だったら漏れなく殺す。どういうわけか五体満足に生かされたお前は、オーバーワールドに因縁があるというわけだ」
「……なぁ、サクラ。どうしてユリアは奪われたんだ」
受託者がルナフを見上げる。その目は濁っていた。その濁りの先に、松村は見えた。
自身が想像した存在。オーバーワールドによる記憶の欠落によって詳細不明となった伝説の魔女、サクラの姿が。
「おい、その名前何処で知った。なんでうちの物語の伝説を知っている。その姿は、何処で見た!」
松村は受託者の胸元を掴み魔力を込める。荒々しい魔力は初夏の暑さを霧散させ、南極のように冷気を病院内に満たす。
「俺は、ユリアを助けられなかった。2度も」
「何処で知った!」
「俺はサクラに託された。世界線を超えて、あいつを倒せと」
「何処まで知っている!」
「ユリア……ユリアッ!」
* *
和也は目の前で捕食を続ける氷の獣を眺めながら、その光景に見惚れていた。
「……使徒っていうのも弱いですね」
「パンゲアを誘導してぶつけたからだよ。パンゲアは私が知る限り最大戦力だから」
「和也、食わせた後で聞くのもおかしいですが、仇ってあれで合ってる?」
「違う」
「え? ちょっと松村! 無関係な人を殺したの?」
朱莉が焦りペットをペシペシと叩いて吐き出させようとする。すでに肉塊となっている時点で死んでいるが、それでも助けて墓ぐらいは作ってやろうと
「別に良いでしょ。オーバーワールドの使徒はどうせ全員殺すので。どうです? 力の証明はしました。羽化はしていませんがこれでも特級候補の使徒。いずれはオーバーワールドに、全ての元凶に届くのが私です。手を組みませんか?」
「……何処の特級だ?」
「シャングリラに誘われましたが、気に入らなかったのでワンダーへ。最近リアルワールドが虐めてくるので辛いですけど。あぁでも1人、使徒をスカウトできたので楽になりましたが」
ほら、と背後に指を向けると
「メスガキ、今日もここはクッサいな!」
「相変わらず騒がしいメスガキですね、ガブリエル」
烏の羽を生やした観測者が粛星者の背後から抱きつく。
「ルナフ、悪いことは言わないから返してきなさい。何処で拾ったの?」
「この前、真鶴に行った時に」
「舞鶴?」
「真鶴。神奈川県内の小さな町ですよ。都庁の屋上と同様の領域があったので、調査した時に遭遇して」
「うちの館長が行方不明だから、見つかるまではメスガキのところで世話になろうかなぁ〜ってな♡ 面白いこと考えているしさ、一度くらいヴィラン側に回ってみるのも面白いし♡」
「ヴィラン? 何処が。私はただ取り戻したいだけですよ。それと、記録ありました? アカシックに」
「……本当は禁書本だから持ち出し現金だからな〜。でも、今回は面白いと思ったから、こっそり持ち出してきた。ご所望の竜王の設定だ。他は勘弁してな♡」
観測者はうすい冊子を粛星者に手渡す。どういうわけか、手渡しした瞬間消えてなくなり、その代わりに粛星者が目を閉じて笑い出す。
「どうしたのルナフ? 心壊れちゃった?」
「元々だろ。俺と同じで大事なものを奪われているだろ」
「メスガキがイカれてんのはいつも通りじゃねえか」
「私が狂っているのは平常運転ですよ。あぁでも、面白い。これが竜王、そして巫女の設定。このペットの正体も分かった」
「「「知らずに飼っていたのかよ」」」
粛星者はペットの鎖を解く。
いきなりの行動に朱莉も受託者も観測者も戦闘態勢を取るが、ペットは見向きもせず粛星者を見つめる。
「教えて、オーバーワールドと戦って勝ち目はある?」
ペットは首を横に振る。
「オーバーワールドを攻略することはできる?」
ペットは首を縦に振る。
「その過程に、粛清は必要?」
ペットは首を縦に振る。
「人類はオーバーワールドに洗脳されているけど、解除方法はある?」
ペットは首を横に振る。
「分かった。ありがとう竜王。もう用済みだから、おやすみ」
粛星者が魔力の流れを切ると、竜王は融け始める。あっさりと臍の緒を切られ、竜王は絶命した。成長することもなく、幼体のまま。
「竜王、貴方はNが嫌いだもの。途中で私を絶対に裏切るに決まっている。だから殺すしかないよね」
鎖を放り投げると粛星者は振り返った。
「それじゃあ、オーバーワールドを殺しに行こっか。もう手段は分かった」
「付き合うよ、メスガキ♡」
「ユリアの仇は、俺にやらせろ」
「え……何? 急にどうしたの」
朱莉だけが困惑していた。朱莉だけが状況を飲み込めていなかった。
「アリス……ううん、朱莉さん。私は過ちなんだよ。私は可能性でしかないんだよ。想像でしかないんだよ。病院で私は貴方に出会ってはいけなかった。Nを探してしまうから。すぐ近くにいるのに」
「メスガキ、それじゃあ分からないよ。ガキはやっぱり説明が下手だね。小学校からやり直したら?」
「私はね、もう手遅れなんだ。だから最後にオーバーワールドを殺そうとしているの。ガブリエルはアカシックで知っているし、和也は気配を感じている。そういうことなんだよ。私は、既にオーバーワールドの策に嵌っている。だからこれからやるのは、可能性を確かめる。最後の手段としてアカシックに記録する。そのために、ガブリエルに来てもらった。朱莉さん、あなたは真鶴に行って。そこで領域に記録して。私のとった手段を」
* *
「なろうボーイはイナバと交戦を始めたぞ。メスガキ」
「約束は果たせたか。付き合ってくれてありがとう。私じゃ飛べなかったから」
観測者に抱き抱えられて、粛星者は雲よりも高い場所にいた。
「メスガキは魔法使いなのに飛べないの? 飛べない魔法使いなんて価値あるの?」
「勘違いしているかもしれませんが、私はNさんが欠落しています。だからNさんの弟子になることができません。魔法を習っていないんです」
「……それでこれが必要だったわけか。ズルいなぁ♡ チートだなぁ♡ でも、最後に頼る手段としてはアリ」
観測者は竜王の設定を渡した時と同様に、薄い冊子を取り出す。
「渡す前に一つ聞かせて♪ 後悔している?」
「していますよ。だって、ルナフはこんなキャラじゃないのにこんな手段取らせちゃって。松村さんは、こんなこと絶対に決断しないのに、私の怒りで狂っちゃって」
粛星者はようやく、ポツリと弱音を吐く。頼れる相手がいなかった。甘える相手がいなかった。
16歳の少年と12歳の少女が立ち向かうには、あまりにも敵が強大であり、覚醒した時点で手遅れだった。
それを覆そうと、人道に反してまで模索したが。結果は変わらなかった。
「ツラい?」
「はい」
「終わりにしたい?」
「はい」
「泣きたい?」
「はい」
「じゃあ……終わりにしよっか」
観測者が冊子を手渡すと、粛星者の全身に魔力が走る。
「Nからの置き土産だ。カッコつけろ」
観測者は粛星者の体を離すと急上昇で天へと昇る。記録するためには、なるべく地上から離れる必要があったから。
粛星者の胸中にあるのは怒りだった。
Nを奪ったオーバーワールドに対する怒り。
オーバーワールドに対抗するのに、こんな馬鹿な選択しかできなかった自分への怒り。
既に人類が敗北してしまったことによる、人類への怒り。
最後の最後まで自分で気づけなかった自らの愚鈍さの怒り。
その怒りを使い、手に入れたばかりの教科書を使い粛星者は叫ぶ。
竜王の巫女、使徒、糧にした人間。
世界の理を外れ、制限を解除し、人道に反した行いをし彼女はようやく辿り着く。
この巻き戻しで最初の最後の魔法を行使する。
彼女は、人生の最後に究極を編む。
「怒りは我に」
「慟哭は世界に」
「救いは未来に」
「夜空を彩る星、天を駆ける流星、幻想を見せる彗星、世を照らす恒星、地を守る衛星」
「人の怒りは星をも撃ち落とす」
「叫びに込められし怒りを束ね」
「星空へと叩きつける」
「最終魔法: 凶星送還」
* *
地上に降りつと、世界は跡形もなくなっていた。
ただ一つを除いて。
「やっぱり、お前だったかパンゲア」
そう呼ばれた天使は剣を粛星者へと向けられる。
既に世界は崩壊し、オーバーワールドは巻き戻しの準備を始めている。それは互いに理解している。
だけどパンゲアは、ここでこの粛星者の歩みを終わらせないと、次にも影響が出ると分かっていた。
引き継いだ現実おける特級の席。
しかし、既に現実は失われている。
その影響で特級の席はスライドした。
彼女は現実にあらず。
「一緒に持って行っていく。だから、構えて」
パンゲアは決闘を申し込む。
彼女が特級として倒す、最初にして最後の敵。
松村は、ようやく肩の荷が降りたような気がして自然と笑みが溢れる。
「大罪人、松村ルナフ。お前に殺されるために歩いてきた」
「特級特異点: ロストワールド。貴方を救うために生き残った」
Q Nどこに行った? 頭の中にいないの?
A いますが、想像のNではなく現実にいるNを求めてしまったため、気づけない状況です。
Q 結局何が不味かったの? オーバーワールドに敗北した原因って?
A Nが離脱していない状況で使徒化してしまったため、オーバーワールドがN経由でワンダーワールドの力を吸っています。
Q ロストワールド?
A これこそ本編に出てこないので忘れてください。設定上存在しているだけの特級特異点です。
Q真鶴に何で都庁と同じ領域があるの?
A真鶴という場所自体に意味があります。それ以外は本編で。
次こそは本編を




