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想像の世界〜自分のオリキャラになりました〜  作者: 旧天
幻想異聞奇譚 第二章 要塞学園迷宮
164/167

2-21 従わない

この物語は1話2千文字目安です。


たまに暴走して1000未満だったり一万超えます。


いつもありがとうございます。

ブックマークありがとうございます。

『第一問、ハイスクール四天王の直轄地となっている区を全て答えよ』


「盛り上げるって、何をすれば良いんだ?」


「そういうのは若い方が得意でしょ。最近snsが流行しているんだから」


ガブリエルの要求は配信を盛り上げること。普通に答えるだけなら面白くないのは俺だって分かる。だからってボケられるか?


「ちなみに答えは11〜14区だけど」


『解答は手元のマイクでやってくれよな♪ ヒントを与えると私は11区だぜ』


『それ答え』


八葉さんが場を持たせるように、とりあえずツッコミを入れる。


『2人が悩んでいる間にイベントの告知だ! 1週間後に行われる期末コンサート、もちろんメディア統括委員会が全力で全ステージ生放送するぜ。今回みたいなラジオじゃなく映像でもだ』


《無理にボケる必要ある?》


アリスが首を横に振りながら口を出す。確かに私はボケというよりツッコミ側のタイプだというか。


《素人が演技でボケてもつまらないでしょ。なら、吹っ切れていつも通りの会話で》


「……アリスに何か言われた?」


「いつもどおりでと」


八葉さんはそれを聞くと腕を組んで考え込む。


「うん……そうだね。空回りするのはやめよう。やりたいようにやるか」


八葉さんがマイクを手に取るとガブリエルは告知を一旦締める。


「私は探偵ではない。刑事でもない。だけど、謎を解き明かす者」


「ん?」


なんか八葉さん、不穏な空気出ていますけど?

雰囲気が、黒いというか。見た目が闇抱え系だったのが、空気まで。


『さぁ相談が終わったようだぜ、マイクを持っているのは闇抱え系の八葉! さぁ答えを』


『11〜14区』


『正解だ! 11が私、12は部活動統括委員、13は生徒会、14が風紀の雑魚どもだ。発生練習にはなったかぁ?』


『聞きたいけど、この47区は何か特別な事情とかある?』


『テメェの質問は受け付けてないんだが。景品の前払いは受け付けていないけど』


ガブリエルが睨みながら八葉さんを牽制する。番組を作っているのは自分であり、あくまで私たちはゲスト。自分のシナオリから外れると困るのは当然だろ。


『47区、現実の沖縄に該当する区。だけど貴女は先ほどこう言った』


「沖縄奪還作成」


マイクから口を外し、ガブリエルにだけ聞こえるように言う。


『続いて第2問! 能力が使用できる時間はいつだ?』


ガブリエルは番組を修正しようと問題を続けるが


『本来私たちは神奈川県に相当する14区にいた。何故か一緒に転入したNの弟子とは逸れている。理由は色々考えられるから』ブツッ「割愛するけど」


八葉さんのマイクが切られる。それでも八葉さんは


「放送事故だぞ! テメェ、好き勝手にしてんじゃねぇ! 八葉!」


「何故47区に飛ばされたのか。何故四天王直轄の特別区ではないのか。何故直轄地ではないのにガブリエル、あなたがいるのか。考え出せばキリがない。あなたの姿だって、なぜ私しか知らない人の姿をしているのか」


「盛り上げたら教えてやるっつってんだよ! 話理解できないのか!」


「謎は解き明かしてこそ価値がある。敵の情報を鵜呑みできない。真実であるとは限らない。下らない茶番を終わらせて目的を遂行する。私たちの目的はNの弟子の保護。そして……()の目的は、真実の更新者の殺害」


真実の……更新者?

話を書いている時、1200〜1400が難所で、それを通り越すとスラスラかけるんです。


気がついたら3千文字超えていたので分割しました。

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