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想像の世界〜自分のオリキャラになりました〜  作者: 旧天
幻想異聞奇譚 第二章 要塞学園迷宮
151/167

2-10 舞台装置

今日の旧天〜ご飯編〜


やばい! ピーラーがない! 仕方ない、包丁で皮剥くか。

やばい! 砂糖がない! みりんで代用できるか?


今日の旧天〜執筆編〜


やばい! 前話の分量間違えて短くなった!

やばい! パンゲア出さないとそろそろまずい!

やばい! 不定期投稿極めているけど、いい加減投稿しないと


ブックマークありがとうございます。

『夜間の行動、及び夜間の許可なき能力使用は校則違反です』


そう音声が流れると、間髪いれずに蛍光灯から電撃が飛んできた。見えた時にはもう遅く、簡単に意識を刈り取られる。


被っていた狐面は衝撃でずり落ち、持っていたナイフは地面に散らばってしまう。まずい、ナイフは全部揃っていないと八刃の力が使えないのに。


ダメだ、体が動かない。


ビリッ


『大人の立ち入りは教職員を除き禁止されています』


蛍光灯がもう一度火花を散らす。もう一度電撃が飛んできて、一瞬意識を無理矢理覚醒させられて


* *


行く先々で私は嫌われた。強大な力を恐れるのは仕方のないこと。だけど、私が力を持ったのは敵を倒すためなのだ。


だけど、何度も何度も罵倒されて、迫害されて、時には拷問のようなこともされた。


途中で諦めようとした。


だって私は、あなたたちを助けるためにやって来たのに、私を受け入れてくれないのだから。


もう、見捨てても良いよね。


* *


「……今のは?」


* *


保健室から廊下へ飛び出して、足が反射的に止まる。廊下だ。目の前に広がるのは廊下だ。だがおかしい。


保健室のように重力がバラバラになっているのだ。突き当たりを直角に上へ曲がる廊下や、斜め上から重力が上向きで貫いている廊下。


「どうなっているんですか、この学校は。重力がバラバラですよ」


叛逆と箒を使って重力に対応しながら高速で移動する私。


と、その前を走っていく風紀委員長。速力からして何かしらの能力者であることは明らかだが、オーバーワールドの使徒の気配ではない。


「その説明は後で学校案内の時にするッ、今は人命第一だッ」


「そうですよ! 何でハ葉さんを知っていて殺されるんですか?」


「転入生として写真を見せられたから知っているッ! 俺としては反対だったがなッ!」


「何で私の顔は知らなかったんですか? 私も転入生だって言っていましたよね」


「予定では3名だったが、急に今日追加で来ると言われてな。写真は届いていなかったのだ」


何となく、あくまで推測だけど理解した。


やはり私はボツ世界で殺される予定だったのだろう。それでこの学園は別の覚醒者を倒すために、八葉さんたちを倒すための作戦だったのだろう。


だけど私が生き残った。だから私を慌てて転入生として作戦として組み込んだのだろう。私が特急特異点になったから、1番弱いうちに倒しておこうと。


この学園はオーバーワールドの舞台装置。大林さんは役者。


そして転入予定の3人というのは、昨日の3人だろう。


八葉さん、大輔、パンゲアさん。


また……また()から奪うの?


数少ない仲間を、数少ない味方を。私が唯一信頼できるパンゲアさんまで奪おうとしているの? 


俺からNと『    』を、家族を奪っただけでは飽き足らず、さらに奪い取ろうとしているのか? なあ、オーバーワールド。


今作の登場キャラクターの脳内原作での職業


N→ 抑止力

ルナフ→ 見習い魔女

八葉→ 学生

アリス→市長

パンゲア→ 勇者

沖田ユイ→ 軍人

姐様→ 皇帝

ユリア→ 銀河鉄道の運転士

和也→ 剣闘士

イカリ→ 森の番人

クソ作者ちゃん→ 色々とある

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