第22話 結婚(うさぎside)
庭で花を見ていると、アムール様が来た。
そして、私はアムール様に告白をされ、私の想いも告げることができた。
叶わないと思っていたのに…
嬉しくて涙が出でしまう。
アムール様がお父様に会いたいと言うので、お父様とアムール様を会わせる。
そこで、幼い頃に助けてくれた青年がアムール様だったと知った。
思い出すと、あの白銀の輝く髪の持ち主はアムール様しか知らない。
あの日にお母様を失い、悲しい日でしかなかったけれど、アムール様との初めての出逢いの日でもあると思うと、嬉しくなる。
あの日からアムール様に惹かれていたのかもしれない。
そして、お父様の前で結婚を申し込まれた。
私の想いは変わらない。
アムール様と結婚したい。
そう伝えると、お父様にも認めてもらえ、アムール様との結婚が決まった。
アムール様が帰った後、お父様に確認された。
「プリーシュ、本当に白虎でいいのか?うさぎの様に可愛らしいお前が、白虎の様に恐ろしい奴の元に嫁ぐと思うと…私は…」
「お父様、私はアムール様と結婚したいのです。」
「…そうか………お前がそれで幸せなか構わない。が、もしあの白虎に何かされたら言うんだぞ?すぐに迎えに行くからな?」
「お父様、大丈夫ですわ。白虎は白虎でも、優しい白虎ですのよ?世間が彼を恐れていようと、私は構いませんの。彼はこの国を守っている白虎ですわ。そんな方の妻になれることを、私は誇りに思います。」
ー数ヶ月後ー
「可愛らしいですわ。」
そう言われる私は、純白のウエディングドレスを着ている。
あの後、あいさつや準備などでばたついてしまい、やっと、今日、結婚式を行える。
式が始まるまでアムール様とはお会い出来ないのが、少し寂しい。
準備を終え、少し涙目になっているお父様とバージンロードを歩く。
私の歩く先には、アムール様が待っている。
アムール様も白のタキシードで身を包んでいる。
白銀の髪と満月の瞳が白いタキシードに合っていて、輝いて見える。
途中からアムール様のエスコートで歩く。
参列者には、騎士団の方もいるせいか、男性が多く、気が引けてしまう。
けれど、私の隣に優しい白虎がいると思うと、前を向いて歩ける。
祭壇に着き、誓いの言葉を言い
、指輪を交換し、誓いの口付けをする。
「愛しいうさぎ。愛している。」
「優しい白虎様。私も愛しています。」
これから先、辛いことも楽しいことも…色々なことがあると思う。
辛いことや悲しいことは二人で半分にして、楽しいことや嬉しいことは、二倍にしていく。
人見知りなうさぎは、安心出来る場所を見つけた。
それは、愛しい白虎の腕の中。
その中で、彼女は幸せそうに微笑む。
世間から恐れられている白虎は、守るべき存在を見つけた。
それは、愛しいうさぎ。
彼はその腕で彼女を守る。
ー終わりー
読んで下さりありがとうございます<(_ _)>
この物語は終わりとなります。
ここまで読んで下さりありがとうございました<(_ _)>
読んで下さった皆様のおかけで、ここまで進めることができました。
ありがとうございます。
皆様への感謝の気持ちで一杯です。
少しでも楽しんで頂けたなら幸いです(・∀・)
また、お会い出来る日を楽しみにしています。
本当にありがとうございました<(_ _)>
犬飼 蘭




