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白虎将軍とうさぎ令嬢  作者: 犬飼 蘭
16/23

第16話 うさぎの恐怖(うさぎside)


あの不思議なお茶会から、不思議な事がよく起こるようになった。


お茶会の開始時間が他の令嬢と違うように伝わっていたり、紅茶がしょっぱかったり、お菓子が辛かったり、酸っぱかったり…何度も転んだり……

不思議な事ばかり起こる。


アムール様の傍にいるために頑張ると決めたばかりなのに、心が折れそうになる。



今日はお茶会の予定もなかったため、王宮の庭を散歩することにした。

元々、草花が好きなため、散歩は好き。


庭を散歩していると、辺りには騎士や庭師など男の人がいて落ち着かない。


もう少し花を見てから部屋に戻ろうとしていると、若い庭師に声をかけられた。


「あの…花がお好きなんですか?よかったら、俺…じゃない…えっと……私に案内させてくれないでしょうか?」

「…えっと……ありがとうございますわ。折角の申し出ですけれど、そろそろ部屋に戻りますの。」

「……特別な花を見てからでもいいじゃないですか。こちらにあるんです。」


そう言って、その庭師は私腕を掴んで、人影のあまりない方へと連れて行く。

苦手な男性に腕を掴まれ、鳥肌がたつ。


「こちらです。」

「いや!放して下さい!」

「うるさい。痛い思いをしたくなかったら、黙ってついて来い。」


急に男の様子が変わった。

冷たい雰囲気。

男は私を掴んでいる腕に力を込める。

恐怖で声が出ない…。

怖い……。


男は私が黙ると、込めていた力を緩める。

が、私が逃げれないようにしている。


(私はこれからどうなるの?)


怖くなり、涙が滲む。




今回は間違えずに投稿できているはず…!


前回は、予告していた時間に投稿できずすみませんでした!


こんな、私ですがもう少しお付き合い頂けると嬉しいです。


第17話は5月6日(金)10時に投稿予定です♪


         

             犬飼 蘭

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