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ゆめのつづきを

夢の続きを

作者: 夜月

振り返った君は、泣いてた。


そんな、夢をみた。


目が覚めて、のそのそと体を起こし、ぼんやりと考えたのはそんなこと。

君が、泣いてた。

覚えてるのはそれだけ。


……なんで泣いていたのだろう。


そんな事を考えて、やめた。

考えたって、俺には到底分からないから。

きっと俺は、一生君のことを考えたって、……分からないよ。


今日は、日曜日だ。

仕事は休み。

だから、何をしたっていい。

そんな自由に虚無感を覚えながら、俺は、もう一度寝なおそうとした。


夢の続きを見たいと、思った。


人が泣いてる夢をみて、その続きを見たいなんて、変かもしれない。



泣いていても、君と会えるなら、それでいいと思った。




そういえば、あと一か月で、君の命日だ。


ご拝読ありがとうございました……!

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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませて頂きました(*´∀`*) 夢の続きを見たい。その気持ち、凄く響きました! 素晴らしい作品を産んで頂き、感謝です!
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