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終章 僕は生き残った
次の日、屋敷の主人が強盗に襲われ死んでいるの発見される。
当局が踏み込み、地下の子供達の存在が公の場に露呈さた。
屋敷は解体され、そこで何が行われていたか。
それをきっかけに本格的に子供の人身売買の規制が厳しくなる事になった。
里親制度が強化され、愛玩具として買われて行った子供達は多くが子宝に恵まれない夫婦や設備と態勢が整った施設に送られる事になる。
少女も裕福ではないが心優しい老夫婦に養子に出された。
ドールガとカミューリは相変わらず、街の郊外のボロ小屋に住んでいる。
カミューリが自分の事を「僕」と言い始めた事を除いて。
