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カラオケ

作者: 天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(不思議のパルプンテ)

https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪




タイトル:カラオケ


そこのカラオケ店には、昔から霊が出ると噂があった。

特に3番の部屋、そこに出るのだ。


俺たちは当時、その噂を知らなかった。

だからその3番の部屋に入り、

3人で一緒にカラオケを楽しんでいた。


するとモニターの中に妙なものが映り始めた。

それを友達が見つけ、俺も一緒に見てみると、

何だか知らない髪の長い女の人が、

白い服を着て脱力したようにじっとこっちを向いている。


「う、うわあ!」

みんな恐怖におののきながら部屋を出て行こうとした。

でも俺は他の2人に比べて霊感が強く、

そういうのに少し慣れていたのもあって、

こんなときの対処法を自分なりに駆使した。


その霊を見ていると、その霊の過去がなんとなくわかってきたのだ。

「なるほど、もしかしたら、そういう事だったのかもしれない」

そして俺は彼女に向かってこう言った。


「ねぇ、よかったら君も一緒に歌わない?俺、歌下手だからさ、毎週決まった日に来てここで練習してるんだ。だからもしよかったらその練習の相手になってよ」


するとモニターの中の彼女は

急にマイクを持って歌い始めた。

その歌声が部屋中にこだます。


「え、めっちゃうまいじゃん…」

彼女の歌声を聴いた1番目の感想がそれだった。


それから僕は毎週1人でこの 3番の部屋に来て、

彼女と一緒に歌の練習をしている。

実は彼女、その昔、歌手志望だったらしい。

でも歌手としてはモノにならないと捨てられたみたいで、

それがショックでこの部屋で

自らこの世を去っていたらしいのだ。


でもまたここでこうして俺と一緒に

歌う場を設けることができ、

彼女としてはそれでも満足だったようだ。


ただ俺には1つだけ不満があった。

それは、彼女の方が俺よりずっと上手かったこと。

もともと歌手志望の子だったから

当たり前と言えば当たり前なんだけど、

ずっと進歩のない俺に比べて

彼女は雲の上の存在のように見えてしまう。


今では、彼女の方が俺の事を励ましたりしてくれる。

あの2人はずっと怖がってこないままだが、

こんな場面を見られないでよかったと今では思う。



(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!

お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=oI-KJKwLYQg

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

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