表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
徒然とはいかない喫茶いしかわの日常  作者: 多部 好香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

340/758

241 食いしん坊調査報告書 シェイク論争

▼月○日 シェイク


 お客様の減ってきた時間帯。余裕が出てくると雑談も増えるというもので。

「たまにタックシェイクが無性に飲みたくなるときがあるんですよねぇ」

 喫茶店店員失格かしら、なんてゆかりさんはため息をつく。

 別に喫茶店の店員がシェイクを飲んじゃいけないという決まりはないんだから、気にすることはないと思うけれど。ゆかりさんは形から入るというか、時々妙なところにこだわるからおもしろい。


「ああ、ありますね~。僕はどちらかというとトス派ですが」

「さすが和樹さん、グルメ……でもタックのあのチープさがたまらないんですよ!」

 タックがチープでトスがグルメって、方々から怒られそうだな。

 店に来ていた飛鳥ちゃんが、和樹さんでもハンバーガーとか食べるの!? という顔で僕を見てくる。そんなに驚かなくても。


「えっ、シェイクならオットリヤでしょ……? だって製菓会社だよ……?」

 気づけばバックヤードから出てきたマスターまで参戦してきた。第一次シェイク戦争勃発だ。

 これで飛鳥ちゃんがアンキュイジーヌとかだったらどうしようかと思ったけど、彼女は普通にタック派だった。

 それを聞いたゆかりさんは味方を得てイキイキしていた。かわいい。


 ……いや、別にこれはごくごく客観的な感想だ。


 ダイレクトには名前出してないけど、たぶんアレだろとわかる程度にはなってるはず。


 シェイクじゃないけど、ここ数年、バニラアイスに冷やした牛乳かけてシャリシャリ氷になったところと濃厚クリームのところとあっさり牛乳のところ、味の変化を楽しむことが多くなりました。

 アフォガードも美味しいけどね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ