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ポイズン

作者: 秋山 そら

君は毎朝僕の目の前に現れるよね

無言でそっと駅に立っている君は何も僕だけを待っているんじゃない

大勢のこの人の波の中で君は時代の裏に潜む

姑息な成功者たちの小手先の道具となっている

それに僕は気づいているのに

どうしても目の前に君が現れると

君のことを思い出してしまい足を運んでしまう

僕にとって君はただ日常の中のほんの一瞬の出来事なのに

毎日それが続くと僕の身体には結構な痛手が残っているんだ

わからないかいそうだよね

このことをやめられたらどんなに僕の気持ちは軽くなるだろうか

君にこだわらなければ多くのものに出会うことも出来るのに

でもその決断がこんな僕にはできないんだ

そして今日も僕はこの駅に足を向かわせるんだ

いつか思い出に変えてみせると嘯きながら


毎日コーヒーの誘惑に勝てません

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