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作者: 人間詩人

悲しい

たくさん

悲しい

涙が

したたり落ちる

でもね

いくら悲しくても

いくら涙が

出ても

変わらない現実が

残っている

それは

暗闇が

うっすらと

あざ笑うかのように

悲しみが

襲いかかる

また

涙が

出始めた

もう

心は

ふるえ放しだ

全身は

悲しみで

動かなくなるほど

つらくなっている

ひとりの人間が

すべてから

見放されたとき

たどり着くのは

悲しみでしかない

それでも

容赦なく

悲しみは

襲いかかる

これでもか

これでもかと

言わんばかりに

もしかしたら

明るいときが

来るのなら

少しは

悲しみから

解放されるのかと

思っては

みるが

たぶん状態は

このままだ

きっと

そうなんだ

悲しみしかないことを

あきらめよう

なんだか

暗黒の世界へと

誘いこむ

心が

あるのだろう

それでも

あしたもと

信じるのだが

同じ悲しみだったら

どうすれば

良いのか

分からないまま

眠りに

着こうとするが

悲しみは

押さえきれずに

出現したままだ

人間は

本当に

つらいものだ

気持ちを

変えてと言うが

そう簡単には

変わらないよと

言いたい

もしかしたら

感情が

なかったら

悲しみとは

無縁だ

いっそのこと

感情を

失えば

楽に

なれるかと

人間を

作り出したもねに

聞いてみたい

なぜ

こんな風に

作ったのかと

それと

負の連鎖が

続くのは

なぜかって

聞いてみたい

人間って

心さえ

楽に感じることが

できれば

悲しみなど

へっちゃらなのに

複雑に

作りすぎたよ

人間を

簡単にしてくれれば

もっと

楽に

生きられたはずだ

複雑極まりない

いつまで

続くのやら

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