表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Desire  作者: 千風紅葉
3/25

黄金と白銀

 エンターテイメントとして、Desireは確立し多くのスポンサーがこのゲームへとついた。


 そして僅か一年足らずで、最も多額の賞金が出るeスポーツとしての地位を得たのだ。


「あー、俺もデザイアやりてぇな」


 僅か10分の攻防。それを見るためだけに、60万人に近い人間がこの生放送を見ていた。


 最も、彼らの半数ほどはゲームの内容よりも、そのプレイヤーを見に来ていたのだろう。


黄金の妖精使い(オールラウンダー)か」


 別名賞金女王。日本を含め、多くの国での大会優勝。


 世界大会3連覇。この世で最も稼いでいる女、シャーロット・エイヴリル。


 金色の髪とその端正な顔立ちで、イギリスではテレビに引っ張りだこ、ここ日本でも彼女のニュースを見ない日はない。


「生まれる時代を間違えたってことは聞くけど、コイツは生まれる場所を間違わなかったどころか、神様に祝福されているレベルだな」


 羨ましいという感情と一緒に吐き出した言葉は、すぐに空気の中へと消えていく。


「あぁ、一回でいいから生であってみたいなぁ」


「会った後どうしたいですか? 戦ってみたい? 黄金の妖精使いと」


「叶うなら、やってみたいけど……って誰だ!?」


彼の前に突然現れたのは、銀色の髪をした女子生徒だった。


タイの色は赤。一年生だ。


抑揚のない声と、あまり動かない顔のパーツ。


真っ白な肌も合わさって、まるで人形のような完成された美がそこにはあった。


ただ、少々ちんちくりんで胸に脂肪の塊がないのが兎双としては残念極まりないのだが。


こんな生徒、うちにいたか?


「初めまして、先輩。私、転校生なんです」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ