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宇宙の月陽に照らされて  作者: 伊集院 大和
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下弦の月








先週の金曜から土曜へと変わった夜中


高速に乗り 車を東へと走らせた







夜中の高速の工事現場を避け

ゆっくりと走る車を追い越し





高速から見える街並みの明るさからか

星は なかなか見えず


遠くに 一際 明るい星と



あと数時間で 沈みゆく月を見ながら走った







空に近くなる高速から観ている月は


輪郭まで はっきりと分かるぐらい



地上から見るよりも 一際明るく大きく見えた



周期や 季節により

月にも読み方は色々あるようで


三日月や 満月よりも


この日見た月の見え方を好きになってしまった







子供の頃には 地上からでも 明るく見えていた星も


時代の波に押され

地上の方が明るくなってしまったように想う



雲が架かったように見える夜空では

赤い星も 明るい星も見えず



星を見る場所が違えば 今の時代でも

星は 昔のように明るく輝いていると想う




会社へ向かう何時もの時間帯ならば

明け方の夜空には 一際明るい星と




これから昇り来る

オレンジ色の陽の色彩だけが



空に見えるだけである。


















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