3-1人目
内容薄くなった。
ごめんなさい。
だが本日中に間に合わせた。
うおー、凄い暴れ方。
あれ受けたら多分死ぬなー。
あ、何か魔法使った。
……ひぇー、何あれ恐ろし。
俺はスライムのまま、少し離れた所からコッソリ見守っている。
程なくすると、あれだけいたモンスターは全滅した
「うし、レベル上がった。これで大抵は殺せっかな」
は?今なんて言った?殺す?本気で?人間を?ははは、まさかね。
……あいつには近寄らないようにしとこう。
俺は去ろうとしている斧野郎を鑑定した。
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ヒビヤ ゲンタ
LV:3
HP:1800
MP:200
攻撃:1010
防御:840
魔攻:220
魔防:180
俊敏:200
スキル
『炎魔法:E』『水魔法:E』『雷魔法:E』『氷魔法:E』『光魔法:E』『闇魔法:E』『斬撃:C』『衝撃波:B』『鬼人化:B』『鑑定:ー』
ユニーク
『斧使い:C』『腕力:B』『物理攻撃上昇:D』『破壊:D』『鬼:E』
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うわ何あれ引くわー。
鬼って、鬼って何さ。
なるだけ戦いたくないなー。
勝てる気しないし。
俺はゲンタくんが去ると、後を追わずに反対方向へ向かった。ジャンプで。
というか怖かった。
いつ出会うか分からないし、しばらくはスライムでいよう。
そう心に決めた。
………。
ポヨンポヨンと、はねてみせます国のため。
あ、違う。自分のため。
という訳で、街に着きました。
立派な街です。
ここで一つあの男に言いたい事が。
街あるんかい!!
以上ッ!!
だってさ、見てよこの草原。
街あると思う?
さらに殺し合いなんて言われたら普通はサバイバーを思い浮かべるだろ!?だろ!!
理不尽に怒りながら街へ入る俺。
ちなみに姿は元の人間に戻してあります。
退治されかねないから。
Now Loading…
〜街中〜
うおーっ、すげーっ、本物のファンタジーだ!!
子供の様に目を輝かせる俺。
だがこれは仕方がない。
そう、仕方が無い事なのだ。
でも、あまりうろちょろすると、奴らに見つかるかもしれない。
無駄な行動は避けよう。
さし当たっては、そこの服屋さんに入りませう。
すぐに出ませう。
お金持って無かったでせう。
はぁ、金が無いとは……。前途多難だ。
『ビーッ、一人死亡確認』
なっ、なんだいきなり!?
周りの人は聞こえてない……?
聞こえているのは俺だけ?
という事は、まさか!誰かが!俺のクラスの誰かが、死んーーー
「……そう」
俺が考えている途中、そんな声が聞こえてきた。
俺はその声に聞き覚えがあった。
人ゴミに紛れるかのようにしていた彼女は、俺に向けそう呟く。
俺が振り返ると、かつての俺のクラスメイト。山吹 沙織が、弓で俺を見据えて立っていた。
「あんたも、死ぬのよ」
やばい、これは本気でヤバイ!!
やばい!シリアスで死ぬ!