表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/61

55話

 和明達は丁寧にムーフラにお礼を言うと早速ヤルド国の北に位置する魔境へと足を向けた。和明達は鬱蒼と繁った森を抜けるとムーフラに詳しく教えてもらった魔境の西にあるルーノの森を目指した。だが少し進んだ所で魔族の巡回兵に見つかった。


「侵入者か!」


 相手は四人もいる。その内の一人は走り去った。応援を呼びに行ったのだろう。魔族達は鎧兜を身につけている一人の魔族は魔魂を取り出した銃だった和明は駆け銃を一刀両断した。その魔族は気を失い倒れた。後の二人も魔魂を出現させた。斧と剣だった。ルナは斧を使う魔族と鍔ぜり合いを演じた。ルナは魔力で剣を強化し防ごうとした斧事魔族を切り裂いた。「グワー」と言いながら倒れ呻く魔族。最後の一人はミルキーが相手の横切りをしゃがんでかわし頭にハンマーの強烈な一撃をおみまいした。その魔族はあっさり気を失った。今回戦った魔族は弱かったので下級魔族だったのだろう。圧勝した和明達だったが平原の向こうから数十人の魔族が現れ走って来たので撤退を余儀なくされた。森を抜けヤルドの城門を潜った和明達は妙案がないか再び賢者ムーフラを尋ねることにした。



{つづく}

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ