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35話

 変人パンツーは「うっう! うっう!」と言い胸の筋肉を動かしながらビキニパンツ内からパンニを取り出した。そのパンニをルナとミルキーの前に行き渡そうとしながら言った。


「お嬢さん方パンニをどうぞ。僕のパンツの中で温めておきました」


 ルナとミルキーは気持ち悪いものを見るような視線をパンツーにおくりながら


「……気持ち悪い」


「そんなの食えるか!」


 和明はパンニの出所をしり土の地面に膝をつき「ゲーゲー」と吐き出そうとしていた。和明は気分が悪そうな青い顔をしている。パンツーは自慢の筋肉を強調するポーズをとりながらルナとミルキーに中傷され傷ついた顔で


「天よ、なぜ僕の慈善の奉仕は大概の人々に拒まれるのか……訳が分からない」


 和明は涙目(パンニを吐き出したため)でパンツーに怒鳴った。


「パンニをパンツから取り出しゃ、誰でも嫌がるわ!」


 パンツーは雷が直撃したかのようなショックを受けた顔で喋った。


「パンツの中で皆の為にパンニを温めてるんだ」


 和明はこいつには何を言っても駄目だとわりきった顔で魔魂を取り出し最後の忠告をした。


「大人しく捕まる気はあるか?」


 パンツーは憤慨し


「悪さもしてないのになぜ僕が逮捕されなきゃならないんだ。世の中は理不尽だ」


 パンツーは胸元から金属製のディルドーを引き抜いた。和明がこちらから見て左から右に切り付けた。一メートルはあるディルドーで受け止めるパンツー。鍔ぜり合いは筋骨隆々のパンツーにぶがあった。和明がじわじわ圧されだす。和明は解魂するとパンツーの背後に瞬間移動して縦切りを放つ。パンツーはそれにも反応して体を回転させディルドーで防御した。パンツーは勝機とみて「解魂!」と言った。パンツーの周囲十メートルの地面から土を掻き分けディルドーが凄い早さで生え出した。ルナとミルキーは観戦していた。和明はワープして距離をとった。すると悲痛な声がこだました。


「お尻最高ーー! グワー! これ以上は入らないー! NOーー!」


 パンツーはお尻に伸びてきたディルドーが刺さり敗北した。パンツーを縄で縛りラバタ国の兵士に引き渡し無事一件落着した。



{つづく}

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