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第2章「紅声」 第1話 紅影

昼下がりの街角。

事務所の窓から見える街は、陽の光に照らされ、平和に見えた。

だが俺の胸の奥には、黒い影の存在がまだ残っている。

あの日の屋上の影は、決して偶然ではなかったのだ。


「……今日は、ちょっとした依頼があるんだ」

リムが掌で跳ねるように光を揺らす。青と金の光が混ざり、期待の色を示す。


ピンポン、と玄関のチャイムが鳴った。

応答する前に、スライムの光が微かに赤みを帯びる。

――来訪者の感情を察知したのだ。


ドアを開けると、そこに立っていたのは――

赤い髪の少女。鋭い眼差し、整った顔立ち、そして制服の袖から覗く手には、不安と決意が混じる。


「……私の名前はレナ。

 あなたに、どうしても聞いてほしいことがあるの」


リムが体を震わせ、青と赤の光を同時に放つ。

『……このひと、ちょっと……強い……』


俺はリムを掌にのせ、ゆっくりと頷く。

「わかった、話を聞こう。どうした?」


レナの口から語られたのは、街で起きている奇妙な事件の数々。

――人々が突然、声を失う事件。

――家族や友人の感情が、消えたように見える謎。

――そして、事件現場で見かけた“赤い影”。


リムの光が赤く揺れた。

『……やっぱり……あいつ……』


「なるほど……黒い影の件と関係があるかもしれないな」

俺は眉をひそめ、リムに目配せする。

『……うん……ぼく……手伝う……!』


――こうして、俺たちの第2章は、未知の脅威との遭遇から始まる。

リムと俺、そして新たな仲間のレナ。

この三人の絆が、これからの事件をどう切り抜けるのか――

物語は、さらに深く、そして危険に満ちていく。


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