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7月5日にうまれた輪廻の子  作者: ナスノウタ・那須詩
一章 輪廻の子として目覚めし者
1/1

第3話 マグニチュード聖騎士候補生

 学校の門前。

堅苦しそうな校舎を見上げて、リンネはニヤついた。


「聖騎士候補生ばっかかもしれないな、ここ……」


そのとき、登校中の学生とぶつかった。


「……ごめん」


クラッとする。意識が揺れる。




昔——。


俺の人生は、死ぬことだった。

死ぬことでしか救われないと思っていた。


毎朝、目覚めるたびに願った。

「どうか今日、死んでいますように」

「異世界に転生していますように」


だけど、目の前にはいつも、自宅の天井。


希望なんて持てるわけもなく、俺は孤独に死んだ。




そして——


「今日から君は、私の子だ」


目の前に現れた神は、笑っていた。


「ふざけるな。何度も願ったのに、ずっと無視してたくせに」


「……そう言われても仕方ないね。干渉はできないんだ」


「なら、神なんて雑魚じゃねーか」


「ふふ、まずは自己紹介から。私は輪廻の神——ヨミガミ。よろしく」


そして神は言った。


「君は今日から、リンネという名前で、新しい世界を見てきてください」


「それじゃ、また会いましょう」




「リンネ、なにボーっと突っ立ってるのよ! 学校、遅刻するよ!」


「お、おう……」


声をかけてきたのは——イザナミ。


目の前に広がる校庭は、ガチガチに武装した聖騎士候補だらけ。


「うわ、本当に聖騎士志望ばっかじゃん……」




校長が壇上に立つ。


「えーーと、あー……今年度は、聖騎士候補が多くて、たいへん、嬉しいですが……魔法志望の方々も……えー、あー……」


リンネが手を上げた。


「すいません、長いので抜けます」


そう言って、リンネは壇上を背に走り去った。


教室の中


早く授業始めてください

ボソボソと女教師が、すみません。

何をしたら良いのでしょうか?


「.......」



リンネは弁当を食っていた。


イザナミなに食べてるのよ!


腹が減った。

そこのお前のこのイケ麺!と勝負しよう


イザナミが6歩ひいた


女子学生の後ろに隠れるイザナミ


「うわ...自分で“イケメン”て言ってる......」



\ザワッ/


リンネが叫んだ。


「よし、決闘だ!」


対する男子は立ち上がる。


「この剣は古来の伝説の剣……私の名はアルベルト・……」


リンネ「いいわ、そういうの。もう十分」


周囲の学生たちがざわめく。


「あいつ……魔力ゼロだぞ……なんで魔法志望なんだ?」


リンネは堂々と答える。


「僕、イケメン⭐︎」


その瞬間、風が吹いた。


ビュオォォオッ!


アルベルトの剣も、鎧も、征服(制服)も——

粉々になった。


\バチィィィン!/


通りすがりの女学生が絶叫する。


「キャー!変質者!警備兵さーん!早く来てくださーい!!」



警備兵はアルベルトを拘束せず——

いきなりリンネに襲いかかってきた。


その直後。


通報した女学生が、目を開けたまま、倒れていた。


「おい!……死んでるぞ!」


別の男子学生が叫ぶ。


アルベルトは肩を負傷し、うずくまっていた。


次々と殺されていく。


教室の先生たちは、魔族だった。


イザナミが震える声でつぶやいた。


「……神の暴走……」


リンネ「どこの神の?」


イザナミ「そんなの、説明してる暇ないわ!」


「逃げましょう!!」


しかし——


リンネはテンションが上がっていた。


「逃げイベントきました!!」


そう叫ぶと、

アルベルトとイザナミを両肩にかつぎ、跳躍した。



逃げた先の草原


リンネが叫んだ「ヨミガミさーん!ヨミガミさっぁーん.....」


うるさい!!

ヨミガミが空から現れた


「ちょっと待ってい今ウーボーの配達きてるから、ちょっと無理.....はーい!今!いきま〜す!」


リンネとイザベル、アルベルトが立ち尽くしている。


リンネ「アイツ、使えねぇーな......」


イザナミのゲンコツがで


リンネの頭から湯が出ていた。


イザナミ「ヨミガミ様になんてこと言うの!!」


ヨミガミ再降臨

「はい!、はい!戻りました。人間の寿命て知ってる?

イザナミ「いきなり人間の話しですか?」


ヨミガミ

この肩怪我してる子もうそろそろ死ぬよ、死ぬと言うか乗っ取られる?


「ゴホン、んーんが、んが、喉のを喉を整えてから」


のど飴を舐めるヨミガミ

「勇者諸君」


イザナミが呆れた

なぜいきなり勇者関係なくないですか!?


「この先に森の中にあるエルフ族の、なぁー〜ぞの、宝に何かあります!」

 

ヨミガミはいきなり消えた


イザナミ「この方本当に神?!」


リンネが走り出した


「エルフ族の森行くぞ!」


イザナミ「ダメだついてけない」


語りガミ


リンネ達の冒険がここから始まる?

地震との関係は??


風が吹く

ヒュールル


アルベルト「私...忘れられてる.....」


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