「レンタル家族」 父親代行 警察から事情聴取受ける編②
一応 #小説 のタグを付けさせて頂いておりますが、 ほぼ 事実になります。 パーセンテージで言えば 99% 以上は 事実だと思って頂いて問題無いと思います。
よって 今から 書くことも 事実になります。
父親代行 を終了したあと、しばらくしてから、某県の警察から 電話が 掛かってきました。
こちらも 多少 後ろめたい事をしている気持ちはございますので、 かなり緊張して お話しをさせて頂いた事をよく覚えています。
その時 言われたのが・・・ 衝撃的でした。
曰く 「逮捕された容疑者がおたくの会社に父親の代わりを頼んだらしい」 「詐欺容疑で取り調べ中」 「父親の代わりをした者を事情聴取させて欲しい。」
えーーーーーーー!
依頼人 男性は 凄く丁寧な 男性で 聡明、真面目、 依頼内容は 現在お付き合いしている女性がおり、同棲を考えているが、父親の許可を得たいと彼女が言っている、ご挨拶をさせて頂きたい
というものでした。
依頼人様の仕事は 化粧品会社に勤めていたが、激務のため 体調を崩し、 休職中で 今後フリーになる予定、 しかし 会社では 商品開発に携わっており、 特許料みたいなものを定期的に受け取っており、 生活するのには 支障がないという話しでした。
それを元に 父親代行を 当日 都内某高級ホテルラウンジで 彼女さんと依頼人様 3名で 顔合わせを行い、滞りなく無事に終了致しました。
そしてそして 後日 警察から 事情聴取させてほしい と ご連絡を 頂き 該当スタッフに お願いをして 聴取に 応じて頂きました。
被害者 つまり 彼女からすると 父親も 詐欺の 共犯者ではないかと 考えておりますし、 加害者に 大金を 渡したようです。
何とか 無事に 容疑は晴れ ひと段落、 しかし こちらも すでに 逮捕されているとは故 被害者の立場におります。
こんな危ない目に あわせられて 。 黙っているわけには 参りません。
後日警察から お聞きした話では 加害者は ‘実は結婚している‘ ‘奥様に 詐欺で得たお金を給料として渡していた‘
という お話でしたので 即 自宅へ 抗議の書面郵送 → 弁護士に 通知が回る → 弁護士から 加害者へ通達→
1審で 執行猶予 取れず 弁護士解任 → 控訴 → 新しい弁護士わからず 全国の詐欺容疑者が収監される刑務所へ手あたり次第 通知送るが 判明せず。
加害者は 有名大学の サッカー部に 属していたため そちらのHPや ブログにも 頻繁に名前が出ていましたが
急に 前触れも説明もなく HP閉鎖 (現在は 何ごともなかったように 新しいHP UP) こちらから 大学・サッカー部 両方に 問い合わせてみましたが 音信不通。
正直 初めから 騙そうとしている方は なかなか 見抜けません。 だから 詐欺師 ですが・・・。
これは 教訓とは 出来ないですね。