小説家に眠れなくて困る夜などない
インパクト重視で少し強めなタイトルをつけてみました。
もう少し詳しく書くと、『小説家に眠れなくて困る夜などない。なぜなら、眠れない夜はハッピー妄想アワーなのだから』でしようか。
少なくとも私は今まで生きてきて、眠れず困った夜はありません。
もちろん眠れない夜はあります。
これを書いている今現在は8月1日夏真っ盛り。午前中の最高気温は体温超え。夜中でも27度。そしてクーラーが壊れた我が家。眠れぬ。
でも困りません。なぜなら冒頭に書いたように、夜はハッピー妄想アワーなのだから。
眠れなくて困る理論はわかります。睡眠サイクルが狂って、または神経が昂ぶって、またはストレスで。いろいろな理由で眠れない。
そして眠れないと明日に響く。早く寝なければ。そう考えると不安になって余計眠れない。負のスパイラル。
そんな時。もう割り切ってしまうのです。
眠れないのは確かに困った事象でしょう。しかし、心配すると負のスパイラルになるのはわかっているのだから、心配しなけらばいいのです。
そんなの簡単にいかない? 大丈夫です。体は横になっているだけで休めているらしいです。だから、ちゃんと休憩できてます。
体は休憩していて、何もする用事がなく、頭は冴えている。なんという好条件でしょうか。これなら妄想の海に羽ばたいていけます。
私は毎晩一つの話を映画のように考えることが幼い頃からの習慣でした。なので、夜のハッピー妄想アワーが長ければ長いほど、たくさん映画を見れたも同然。お得です。
惜しむらくは、書き残せないこと。
夜中スマホをつけるのは悪手。眠気を邪魔するし、別のことにも気を取られます。なんなら、部屋の電気もつけなくてはいけません。
半覚醒状態のほうが経験上いいお話ができます。そのまま夢に入っていければそれもまたよし。というより、リラックスしてお話を考えているとたいていそのまま寝てしまいます。
眠れぬ夜にお困りの方、よければ試してみてはいかがでしょうか?