わたしはゴブリン!?
連続投稿します。
というか前の話とくっつけたほうがいい気がする。がもう止まれないのだ。
この深夜テンションの前では...。
<2話:わたしはゴブリン!?>
「だいじょうぶか!?」
奴らは肌が緑色で鼻が長く耳もデカい。背は低いのに顔立ちや体つきは大人とたいして変わらない。そして、頭に二本の小さい角が生えていた。
完全にゴブリンじゃん。
服は獣の皮となんかの植物をうまく掛け合わせ腰に巻いているだけで。
そして手には棍棒や粗末でボロボロな剣を持っている。防具はほとんど装着していない。たぶんサイズが合わないのだろう。彼らは小学校低学年くらいの大きさだからね。
とりあえず、敵対はしていないので安心だ。
そんな彼らは10人くらいの団体さんでこちらに、細かく言えば大猪に駆け寄ってくる。今晩のご飯だろうか。
その大猪は本当に気絶していたようで、やっと起き上がってきたので、バックステップで距離を取る
体がいつもより軽い気がする。火事場の馬鹿力はまだ継続しているのかな?
せっかく起き上がったのに、またもや大猪は先頭を走っている中世ヨーロッパ風の兜を着けたゴブリンに叩き伏せられる。ほぼ同じ背丈なのに力では負けているようだ。
そして彼らの圧倒的な数の暴力によって大猪はボコボコにされた。速度が乗った攻撃だったから叩き伏せれただけで、基礎的な攻撃力はあまり高くなかったようだが、数の暴力はそれを解決する。
やはり戦いは数であったのか......。
そんなしょうもないことを考えている内に大猪は力尽きて死んでしまったようだ。
「獲物だ~!!」
「こんなにデカければ氏族のみんなと分けても食い切れないぞ!!」
と、喜ぶゴブリン達。しかし少し落ち着いて考えると、彼らがなぜ助けてくれたのかわからない。いや、この後殺される可能性も無きにしも非ずだけどさ。
「なあ、あんた流れ者だろ?うちの氏族に来てみないか?いまでも俺たちの氏族はまだまだ少ないからな...。」
急に話しかけてきてビビったけどなんか誘われてるんだが?
と、思いつくことがあって今までいろんなことが立て続けに起こって気にする余裕もなかったことがあり、まず、自分の腕を見る。
緑だ。
顔もぺたぺたと触る。
鼻がわし鼻みたいで、耳もデカい……って、これエルフ耳じゃん!
だから、目の前にいる兜を被ったゴブリンとほぼ目線が一緒なんだね!?
もう訳の分からない状況に心のキャパが限界を迎える。
暗転する視界に、最後に思ったことは。
『異世界転生なら、最初は可愛い女の子と出会うのがテンプレでしょ...。』
ここでもしょうもないことだったのだ。
読んでいただきありがとうございます。




