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第104話 体育祭

一樹「スラスト!」


右前方に掲げた手から圧縮された空気が噴出される。

飛行中の俺の軌道はほぼ逆方向に急角度で折れ曲がる。

これは飛行中の軌道変更の為の新しい補助魔法だ。


空中に足場を作って蹴るという軌道修正も平行して練習中だ。

しかし、これだと軌道変更は鈍角にしかならない。

何より3アクションが必要で回避行動としては微妙だ。


できればドラ○ンボール的な飛行を再現したかった。

しかし、この世界の魔法は『想像』を魔力で具現化したものだ。

『想像』がより具体的で鮮明であるほど発動率・威力・魔力効率が上がる。

そして、あの飛行法は俺の想像力の埒外であるらしく、発動できなかった。


そこで、今度はガン○ムの発想を借りることにした。

スラスターの噴射によって体の軌道を変更すると言うものだ。

攻撃魔法はなぜか無反動だが、意図的に反動を受けることは出来るようだ。

その反動を使って飛行中の鋭角の軌道修正を実現する。


一樹「スラスト!」


回避系の補助魔法だから『発動句』なしで反射的に発動できるのが理想だ。

しかし、『発動句』なしで魔法を使っていると暴発リスクも上がってしまう。

例の足場なら、うっかり足元に作ってしまっても、俺が少しよろめく程度だ。

しかし、飛行中の70kg近い物体の軌道を鋭角に曲げる噴射はどうだ?

地上で暴発させてしまうとけっこう大変なことになるかもしれない。

回避に遅れが生じる危険性はあるが、『発動句』ありでやることにしよう。


一樹「スラスト!」


空中で身体を捻り、魔法で足場を生み出し、それを蹴って方向転換する。

こちらの魔法は『発動句』なしで飛行練習に織り交ぜていく。

基本的な揚力と推進力はドローンをイメージした魔法で実現する。

鈍角の軌道修正には足場を造り、鋭角の軌道修正はスラスターを使う。

この3つの魔法を組み合わせることで空中での立体軌道を実現する。

練習は必要だろうが、なんとかなりそうかな?


背中に背負った棍棒が落ちないように気をつけないといけない。

本体は今回も樫、金属部分は『聖騎士』の鎧から取ったオリハルコンだ。

本体が樫のままでは竜人族が相手だとちょっと心細くはあるけどね。

その時は頑張って肉弾戦に持ち込む事にしよう。


トールヴートの盾の分も使えば総オリハルコンの棍棒も作れそうではある。

ただ、すべて金属製だとさすがに重くて服とかの生地が痛みそうなんだよね。

丈夫な革製のケースとか作ってもいいんだろうけど、ビジュアル的にどうだろう?

両手持ちの大剣とかなら様になるのかもしれないけどな。


そうだ、回避行動という事なら戦闘中に使う事も多くなるのかな。

となると、右手は棍棒で塞がっているから、「スラスト」は左手だけか?

だが、回避行動が毎回右折ばっかりじゃそれこそ的になるばかりか?

臨戦態勢であれば魔道防壁も併用できるから大丈夫かな?

それなら全部魔道防壁でいいかも知れないとも思うが、手札は多い方がいい。


さて、『経済特区』では迎賓エリアの整備が進められている。

貴賓館用に造ったダンジョン地上部は幅200m、奥行き150m、高さ8m。

一般向け催事場用のダンジョン地上部は100m四方、高さ8mだ。

内装についてはそれぞれクリスとアーネストさんに手配をお願いしている。


貴賓館は公爵家が使うことも多いだろうから、区役所と同じで貧相にはできない。

だが、俺では王国貴族の慣習も求められる調度品のレベルもよく分からない。

高品質な物を扱う商人や職人への伝手もまだまだ心細い。

クリスに任せておけば、その辺の調整は問題ないだろう。

幸いな事に財政はだいぶ潤ってきているから、予算もそれなりに有るしね。


地上の事は彼らに任せ、俺は地下の整備を進めていこう。

新たに競技場を作るために、まず地下に階層拡張して3層に増やした。

貴賓間の南側の庭園エリアの地下に、高さ10m以上の吹き抜けの空間ができる。

楕円形のすり鉢状に成形し、ずらりと椅子を並べる。

屋内競技用の木製の床と、屋外競技用の土のグランドの2種類を作ろう。

それぞれ大小1つずつで計4つの地下競技場を作る。


競技場入り口は大通りを挟んで一般向け催事場の南側に造った。

こちらは地上2階建てで、催し物の案内を大きく張り出す予定だ。

東側に観客用、西側に選手など関係者用の地下通路を造っておく。


ここで各種スポーツイベントをやってもらおうと思っている。

こちらとしては広告収入と会場使用料で稼いで行くつもりだ。

興行については基本的に得意な人間に任せていこうと思っている。

だが、ここの存在を知って貰うためにも何かイベントが必要だろう。

領民の子供達を中心とした運動会を開こうと思う。


屋内競技用の大きい方の競技場に、華やかな音楽が鳴り響く。

それに合わせて『ふるーてぃあ』の5人が軽やかに踊りだす。

地球のミュージカルを思わせるジャズダンス風のリズミカルな動きだ。

踊り子型ガーディアンと言うだけあってダンスの習得は速かった。

振り付けを覚える速度も速く、恐ろしく正確に再現していく。


そこに更に兎人族の踊り子達が加わり、ステージは熱を帯びていく。

兎人族の男達による大胆でアクロバティックな動きで更に加熱していく。

それでもなお『ふるーてぃあ』はセンターで踊り続ける。

今回は『ふるーてぃあ』のお披露目の公演でもあるのだ。


アビー「オープニングは異種族混成のダンスユニット『ふるーてぃあ』と『兎人族協会』によるダンスでした!皆様、暖かい拍手をありがとうございます!」


運動会の準備については冒険者ギルドに依頼を出していた。

だが、どういう訳かギルド職員のアビーがのりのりで参加している。

ここぞとばかりに例の「魔族風」ビキニ姿で司会を務めているところだ。


アビー「それでは、開会の宣言をお願いします」

一樹「第1回体育祭の開催をここに宣言する」


会場が拍手の渦で包まれる。

今回は入場料無料で入れる形になっている。

特に子供が出場している開拓村の親達が中心に集まっているようだ。

加えて『経済特区』の商人達も気になって偵察に来ているらしい。


アビー「さて、競技スケジュールはお手元のパンフレットに書いてある通りです。4つの会場がございますので、どうぞお好きな場所に移動されてください」


入り口には競技スケジュールの書かれたパンフレットが用意してある。

各会場や通路にも大きく張り出しておいた。

入場者はそれぞれ見たい競技の会場に移動する。


アビー「本会場では、これより体操の演目を開始いたします。体操初級クラス女子の皆さんです。どうか暖かい拍手でお迎えください!」


会場が拍手に包まれる中、レオタード姿の少女たちが入場してくる。

音楽に合わせ、団体でフープやリボンを操って演技をしていく。

オリンピックで見たような超絶技巧ではないが、これはこれでかわいい。


みどり「へー、かわいいじゃない」

一樹「そうだな。次回からみどりたちも出てみたらどうだ?」

みどり「いいわね!みずき、もえか、どう?」

もえか「いいね!やってみよう」

みずき「そうだね、面白そう」


みどりは少し前に取り込んだダンジョンのマスターだ。

街で人間族と触れ合う事を恐れている様子で、あまりこっちに来てはいない。

今日は俺が常時同行すると言ったらなんとか安心してくれたようだ。


彼女の『翻訳の腕輪』はアニメの変身セットみたいなデザインだ。

おかげで本物のルビーとパールがプラスチックに見えてくる。

けっこう高かったんだけどな。


クリス「我が目を疑う想いです。辺境の寒村がわずか半年ほどでこれほどの変容を遂げるとは思っていませんでした」

一樹「驚いていただけたなら頑張った甲斐がありましたよ」


一応公式の場なので公爵家の顔を立ててこちらも敬語を使う。

王国向けの建前ではここは公爵家直轄領で、クリスはここの代官だ。


クリス「王国の民が食糧不足で悩んでいる時にこのような祭りをするのは少々申し訳ない気分になってしまいますがね」

一樹「鬱々と悩んだ所で改善するものでもないでしょう。ここで採れた作物もだいぶ王国に流しているはずですが、まだ足りませんか?」

クリス「それについては感謝していますが、さすがに不足分をすべて満たせる量ではありません。この地はこんなにも実りが豊かだと言うのに何が違うのか・・・・これも一樹様の魔法ですか?」

一樹「いえいえ、豊かな土地と領民の努力の賜物ですよ」


堆肥化した「生物由来ゴミ」の活用や、ネオン達が作る化学肥料。

ローズ主導の計画的な大規模農園の運用と勤勉な兎人族の農夫達。

森を切り開いて1年目だから、土の状態もかなりいいのだろう。

上流の鬼族の里の森も豊かだし、工夫と好条件がいろいろ重なっている。


一樹「王国の不作は、ひょっとしたら上流の樹を切り過ぎたせいではありませんか?」

クリス「樹ですか」

一樹「ええ、ここから見る限り山脈の西側の土地はほとんど丸裸ですね。材木の産地として賑わっていたという話ですから、少し前まではもっと木々が茂っていたのではありませんか?」

クリス「おっしゃるとおりですね」

一樹「豊かな森を通った水は下流の土地を豊かにしてくれます。それに大水の時には水の勢いを弱め、水害を少なくもしてくれていたはずです」


王国でここ数年水害と不作が続いている情報は既に掴んでいる。

主にシェリー達の『ギルド』が集めてきてくれた情報だ。

森の伐採だけが原因とも限らないが、要因の1つには違いないだろう。

公爵家が森の回復と保全に動いてくれれば、俺の『領域』の違法伐採も減るはず。


クリス「確かに、下流域でここ数年農地への浸水被害の報告が多くなったと記憶しています。上流のケリヨト地方での伐採が原因だという事ですか?」

一樹「断定はできませんが、要因の1つだとは思いますよ。この地が豊かなのは、上流の森が豊かだからでしょうね」


ケリヨト地方と言うのは川を挟んで山脈の西側の辺りだ。

2つの川に挟まれた、巨大な中洲と言ってもいい。

バルバス男爵家の領地だが、ローゼンヴァルト公爵の管轄でもある。


クリス「・・・・開会式も終わったようですし、一度席を外してもよろしいですか?閉会式までには戻ります」

一樹「お忙しいですね。ご無理をなさらぬように」

クリス「お心遣い痛み入ります」


金髪碧眼の美青年は軽く会釈をしてその場を辞した。


みどり「ねね、一樹!別の会場もみてみたいなー!」

一樹「そうか?これから体操の男子の部も始まるぞ?」

みどり「いいから!」


みどりにひきづられるように俺もこの場を辞する。

女子の部が終わった途端に退出するとか変な目で見られないかな?

クリスを追う形で退出したからそこまで不自然でもないか?


みどり「どういうことよ!」

一樹「なんのことだ?」


VIP用通路に引っ込んだ途端にみどりが俺に食って掛かる。


みどり「何が運動会よ!王国貴族と並んでVIP席に座らされるとか聞いてないんだけど?」

一樹「言ってなかったっけ?」

みどり「聞いてない!何よ!自分だけちゃっかりタキシードきちゃってさ」

一樹「ああ、これはアウラ・・・うちの部下がこの方がいいって言うんでな」

みどり「だったらあたし達にもドレスで来いってちゃんと伝えなさいよね!」


みどりたち3人は明るい色のカジュアルな子供服に身を包んでいる。


一樹「いや、みどりたちの服装も十分かわいいと思うぞ?」

みどり「そういう問題じゃないの!女の子に恥かかせないでよね!」

一樹「そりゃ済まなかった」

みどり「あたし達だってドレスきたかったのに!ねえ?」

もえか「んー?私は別にいいかな。ドレスは着たいけど、今じゃなくてもいいしね」

みずき「私も別にいいよ。かずきおにぃちゃんがかわいいって言ってくれたし」

一樹「ああ、とってもかわいいよ」

みずき「えへへ」


みずきが嬉しそうにくるりと回ると、短いスカートが翻った。


みどり「なにいい雰囲気出してるのよ。というか一樹、今パンツ見えると思ったでしょ?残念、アンスコ履いてるわよ」

一樹「いや、別にそんなわけじゃ」

もえか「かずきおにぃちゃんはパンツが見たかったの?」

みずき「ちょっと待ってね」


もえかがベルトを外してズボンのジッパーを下ろす。

みずきはスカートの中に両手を突っ込んだ。


一樹「待て待て!こんな所で見せるな」

みどり「二人とも駄目よ!戻して」

もえか「そうなの?」

みずき「わかった」


二人は素直に服を元に戻した。

うちのガーディアンはパンチラしまくってるが、みどりのとこはちゃんと対策してるのか。

みどりもかなり短いスカートだが、よく見るとスパッツの裾らしき物が見えている。

もしかして「運動会」への飛び入り参加とかも考えてたのかな?


もえか「かずきおにぃちゃん、他の男に見せたら駄目ってルールはお尻とおっぱいだけじゃなくてパンツにも適用されるの?」

一樹「まあ、そうだな」

みずき「じゃあ、ブラも?」

一樹「そうだ」

みどり「こいつにも見せちゃ駄目!」

みずき「かずきおにぃちゃんはいいんだよ」

みどり「だーかーらー!」

一樹「あー、所で次はどこにいくんだ?」


似たような問答は前にもやったし、ここで蒸し返すのも不毛だろう。

みどりも不満そうではあるがそこは察したようだ。


みどり「一樹、移動する前に着替えて」

一樹「まだ閉会式が残ってるんだが?」

みどり「着替えて」

一樹「ジャケットとタイを取るだけじゃ駄目か?かなりラフな感じになると思うが」

みどり「仕方ないわね。それでいいわ」


俺はメイドを呼んで上着とタイを預けた。

まあ、俺もちょっと窮屈だったし調度いい。


一樹「さて、どこを回る?」

みどり「さっきの会場にはしばらく戻れないわね。とりあえず土床の会場を見せてもらえる?」

一樹「あいよ」


土床の大競技場では走り高跳びや徒競走などが行われている。

これらの競技は俺が提案したわけでは無く、ここでも定番のものらしい。

転生者が持ち込んだのか、それとも人型生物なら自然な流れなのだろうか?


ただ、徒競走はスタンディングスタートが一般的らしい。

クラウチングスタートも提案してみたが、反応は微妙だった。

徒競走というルールの中で有利と言う事は理解してもらえた。

ただ、実際に走る必要がある場面ではタイムロスの方が大きいとの評価だ。


走り高跳びのバーやポールは地球のものと似たような造りだった。

ただ、跳んだ先にマットは無く、着地後2秒以内に立たないと失格になる。

それぞれ必要に応じて防具を付けたり受身を取ったりして怪我を防いでいる。

背面跳びについては提案すらできない内容だ。


みどり「変わってるのね。実践を意識した競技ってことかしら?」

一樹「そうみたいだな。戦争やらモンスターやらが身近な世界だから、身体能力が生死を分ける場面も多いんだろう」

みどり「なに?今のピンク髪!身長の3倍くらい跳んだわよ?」

一樹「兎人族は脚が強いらしくてな」

みどり「これ、人間不利じゃない?」

一樹「人間族でも『聖騎士』って奴らは鎧着けたまま8メートル以上跳ぶよ」

みどり「なにそれ?訳わかんないわね」

一樹「そうだな。けど、お前だって20メートルくらいは行けるだろ?」

みどり「そんな訳・・・そうね。いけるのかしら?」

一樹「ああ、多分な」


みどりが『魔力パス』をどの程度鍛えているかによるけどな。


みどり「次いきましょ!剣闘っての見てみたい」

一樹「そうだな。俺も気になってたんだ」


カシ達との試合形式の訓練は今でも続けている。

だが、人間族の剣術については情報が欲しいがなかなか見る機会が無い。

やろうと思えばキャシーの護衛騎士に稽古を申し込む事はできるだろう。

だが、俺の武術レベルを王国側の奴らには見せたくないんだよな。


剣闘の会場である土床の小競技場は歓声とブーイングに包まれていた。

優勝者らしき男が中央に立ち、表彰を受けるところの様だ。

どうやら予想外に早く試合が終わってしまったらしい。


騎士「正規軍の騎士である私が市井の祭りを荒らす様な事をした事は申し訳なく思っている。だが、それも事情があっての事ゆえどうか許して欲しい」

アデーレ「いえいえ、お陰で大いに盛り上がりました。ありがとうございました。皆さま、どうか盛大な拍手・・・」

騎士「私が守る筈だった方はこの街で殺された!」


騎士がアデーレの声を遮って大きな声を上げる。


騎士「卑怯にも護衛の私の目を盗んで暗殺したのだ!私が至らなかった事は否定出来ない。だが己の恥を晒してでも、私は告発せねばならない!皆も噂位は聞いて居るだろう!この街であるやんごとなきお方が殺された事を!」

アデーレ「えーと、事実なら大変な事件ですね。では、然るべき場所で詳しくお話くださいませ。では賞金の授与に移りたいと思います」

騎士「いや、結構。場を乱した事を謝罪しよう」


騎士はアデーレの返事を待たずに速やかに退場する。

騎士の護衛対象って事はたぶん王国貴族って事だよな?

そんな人間が領内で殺されたなんて報告は受けていない。


アデーレ「皆さま、盛大な拍手でお送り下さい!」


観客達が戸惑いがちに疎な拍手を贈る。

あれ以上ごねる様なら威力業務妨害で取り押さえる所だったがな。

敢えて具体的な名前を言わず、引き際も心得ているらしい。

俺への強い不信感を植え付けた事だろう。


この場で俺も何かリアクションを起こすべきか?

だが、この手際から考えてカウンターも用意されているに違いない。

それでもこのままノーコメントって訳にも行かないよな。


一樹「犯罪の告発なら区役所でも警察署でも受け付けている。明確な犯罪はもちろん、不審な行動など見かけた時は是非相談して欲しい。だが、ここは祭りの場だ。以後は場を乱す行動は慎むように」

アデーレ「一樹様のお言葉でした!皆さんご協力お願いしますね。では続きまして・・・」


観客に残したインパクトはさっきの騎士の方が遥かに上だろうな。

名前を伏せたのはうまいな。なんだっけ?「なんとかの噂の公式」だ。

今後の対応を考えると頭が痛い。全く、面倒な事をしてくれたものだ。

次回からは政治や宗教などを持ち込まないというルールも明文化すべきだな。

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