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2019/5/29 一夜あけて
2019/5/29
カラスの朝は早い。
故に、巣箱は暗くしておいた。
せめて、朝メシは7時以降にさせていただく。
と、思っていたのに、朝のトイレに起きてきたおっさんが、
「どりゃ、どんな小鳥や~」
と、フタを開けてしまった。
しばし、沈黙。
「小さくないが」
らおぴん的には、アヒル大までは小鳥だ。
目下、こいつは育ち過ぎのハト程度の大きさなので、楽勝で小鳥の内である。
ちなみに、以前育てたヒヨドリ用の九官鳥フードが残っていたので、ご飯はそれを水でふやかしてあげている。
結構デカい粒だが、楽勝でひと飲みだ。
さて、名前だ。
我が家の保護鳥は、伝統的に「ぴよこ」なのだが、
こいつは一生かかっても「ぴよ」とか「ぴい」とか言いそうにはない。
姉は「ぴーちゃん」
おっさんは「ぴよ」
ワタシは「ぴよこ」
全く間をとらず、「クロ」と命名。
だが、九官鳥フードの商品名が「キュウちゃん」なので、
どうしても「キュウちゃん」になってしまう。
前途多難。
その日の餌やりは、引きこもりの姉に任せて、らおぴんは後ろ髪を引かれつつ出勤したのであった。
姉さんにばかりなついてしまったら悲しい……