2824/8/8 暑が夏い
ここ数日、人生で初めてエアコンを24時間稼働させている。
人間も、猫もカラスも、6月半ばから続く30度超の日々には、もうウンザリだ。
風呂場カラスのクロちゃんは水に浸かりっぱなしで、羽根がボロボロ。
おしりがハゲて、あられもない姿となっている。
ちなみに、おしりは意外とキレイなピンク色であった。
ワタクシ的には、そんな姿も愛おしいのだが、大概アレなビジュアルなため、YouTubeには向いていない。
ぴーには、普段は水浴び時にしか置かない水盤を、常設してやった。
さらには、ぴー専用に、新品の扇風機を購入し、ほぼ1日中つけっぱなしだ。
高齢猫たちは、洗面所のシンクだの、風の通るスキマなんぞでダラリと伸びていたのだが、数日前のある朝、突然、最高齢の猫が立ち上がることができないレベルで衰弱していた。
ほんの4時間前まで、普通にゴハンをおねだりしていたのに何故?!
何故かって、その日、朝6時時点で室内は36度。
エアコンを嫌う猫たちは、冷房の効いた部屋には来ずに勝手口前の床で寝ていたのだが、吹き込む風はもはやドライヤー。
そりゃアカンやろ……、こりゃ熱中症やで。
……そう判断して、猫が居座る場所までエアコンの冷気が届くようにあれこれ工夫し、逃げない程度の微風が行くようミニ扇風機をセット。
その日はあいにく日曜日で、しかも地元のイベントでまとまった時間もとれず、祈るような思いでの措置であった。
ちなみに、イベント会場に持参していた温度計では、テント下の日蔭で44,7度。
まさに灼熱。
このイベントでは毎回必ず熱中症で倒れるワタクシは、ミネラルドリンクをがぶ飲みして今回はなんとかジンクスを打破することに成功した。
あとは、猫だ。
急いで帰宅すると、エアコン部屋の入口で、扇風機の前に寝そべる猫ズの姿。
件の高齢猫は無事で、猫用ミルクを飲めるところまで回復していたのであった。
そんなこんなで、今や定位置はエアコン直下となった猫のため、切るに切れなくなった冷房。
電気代が怖い。




