2023/5/27 はと
現在、朝6時前である。
仕事の入っていない土曜日のため、目覚まし時計は全てオフにし、幸せな朝寝坊環境を整えておいた朝だった。
だが。
先ほど、バイオ目覚まし時計に起こされてしまった。
「おい、めずらしくハトが鳴いとるぞ!」
キジバトのポポちゃんのことらしい。
「さっきから、ポッポポーポッポポー(棒読み)言うとんねん!」
ほう……。
確かに珍しい。
引き取ってから数ヶ月、完全黙秘を貫いてきた鳩ぽっぽがついに重い口を開いたのである。
ちなみに、なつき具合はといえば、とりあえずいちいち必死で逃げなくはなった。
当初は決死な勢いで逃げ惑っていたのだが、今は、触ろうとしない限りは「じろり」と睨む程度である。
翼が折れてしまっているので放鳥できないため、できれば仲良くしていきたいが、あからさまに迷惑そうなので自重している。
たまにかまうと、ため息をついている。
本当にため息かどうかは不明だが、タイミングがあまりにも的確すぎるので、ため息としか思えないのだ。
一応ワタシは命の恩人のはずなのに、扱いが酷いんじゃなかろうか。
ただし、おっさんが近寄ると羽毛を逆立てて威嚇するらしいので、それよりはまだ好意的と言えよう。
ポポちゃんの初ボイスは、まだ聞けていない。
もしかしたら、いま鳥部屋に行けば聞けるのかもしれないが、まだ眠い。
こんな投稿してる時点ですでに起きてんじゃねーか、と思わないでもないのだが、それはちがう。
お布団から出るか否かでは、お目覚めレベルは段違いなのだ。
ポポちゃんボイスはそのうち聞けよう。
二度寝します。
おやすみなさい。




