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2022/7/25  香る季節

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暑い季節、真っ只中。


カラスも猫も、バテている。



そして、いずれもトイレが臭い。


やや認知症気味のにゃんこは、廊下の隅っことかに粗相をするし、カラスはと言えば、元より、あらゆる場所がトイレなフリーダム。


仕事から帰宅すると、慣れてはいても「うっ!」となるほど、夏場の臭気熟成度は高い。




カラスのフンの話を、一般的な鳥飼いに語っても、あまり通じないのが常である。

だから、「在宅中は部屋で放してやらなきゃかわいそう」とか言われるのだが、それには完全個室を要する。


まず、量だ。


まる3年世話してわかったが、カラスのフンの始末を何かに例えるとすれば、わかりやすいところで、アレだ。



「トイレのしつけができていない、お腹の弛い中型犬」



……の世話と同等だ。


ドッグフードが主食のウチでは、臭いも、正しくソレそのもの。

まあ、若干マシではある。


とにかく、インコや文鳥がプリッと出すアレとは次元が違う。


水を飲めば、大型の水鳥のようにビシャっと。


固形物を食せば、一回あたり猫のフンと同等の(ユルめ)を。



そしてとにかく回数がエグい。



あと、困った事に、本当に賢いのか疑問に思う点でもあるのだが、エサと水をすぐに汚すのだ。


飲み水をフンだらけにして、飲む水がないと大騒ぎしてきたりする。


エサ容器にもすぐフンをしてしまう。



特に縄張りとかの主張ではなさそうなのだが、とにかくたいがい懲りろよ……と思う頻度である。




カラスは確かに賢い。


だが、それは人間がペットに期待する種類の賢さではない。


天敵、特に人間を遠ざけ、他の生き物にエサを横取りされないことのために特化した賢さなのだ。



動物の賢さを、人間への従順さで量る人には、カラスは向かない。



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