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2022/7/11  男の子かもしれない

鳥の性別は、判りにくい。



鴨とか孔雀みたいに、雄がやたらと華麗だったりする種族は別として、雌雄の容姿に差のない鳥だと、ほぼ見分けられない。


ましてやヒナの頃なんて、鶏ですらトサカのない内の区別は困難で、仕分け鑑定士なんてもはや異能の域である。



カラスは、言うまでもなく、雌雄ともに真っ黒だ。


色柄もなければ、トサカもない。


小鳥等でも、よく見れば頭頂から後頭部にかけての羽毛がややモッサリしていたりして見分けがつく場合もあり、ヒヨドリのぴよこなども、その類いであった。



だが、カラスには、それもない。

頻繁に頭部の羽毛を膨らませる個体には雄が多いが、なにぶん、比較対象がないので標準がわからない。


鳥類には紫外線も見えるらしいので、もしかするとその辺に答えがあるのかもしれない。

地味な鳩だって、ブラックライトを当てると極彩色の美鳥だったりするし。





当ててみた。




柄はあるようだ。




だが、比較対象がないので、デフォルトがわからない。




2羽とも今年辺りからは成鳥なので、雌なら卵を産む可能性がある。


だが、これもアテにはならない。

以前アヒルで体験したが、一部の鳥は、受精に心当たりのない卵は食べてしまったりするからだ。


ましてやカラスは、卵が大好きだ。


絶対、食っちまうだろう。





そんな昨今、今やカラス部屋と化したお風呂でシャワーを浴びていると、クロちゃんが足元背後に寄ってきた。


パタパタしていたので、一緒に水浴びしているつもりかと思って微笑ましく感じていたが、ふと、アヒルのぴーこちゃん(♂️)とヒヨドリのぴよこ(♂️)を思い出した。



双方とも、人間の踵に、ラブアタックを仕掛けて来たよな……。


ぴーこちゃんに至っては、最終的に、庭の突っ掛け草履が恋人であった。





これはもしや。





クロちゃんは、男の子なのかもしれない?!





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