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2022/3/1  新居(予定)

ぴーちゃんのおうちは、重い。


維持云々の心理的重量も然ることながら、物理的に重い。

骨折生活中、正直、動かすことさえできないレベルで重かったため、いま、ぴーちゃんの部屋はとんでもないことになっている。


そんな本日。

友人から、猫ゲージをもらってきた。

140センチくらいの高さがあるロングサイズと、同一サイズの中型ケージが3基。

後者は、重ねての使用が可能なタイプだ。


風呂場在住のクロちゃんのお引っ越し先にと思っているのだが、こよなく水道を愛する上に、基本的に止まり木が嫌いなカラス故に、気に入るかどうかは微妙な線だ。

だが、人間としても、できればカラスを気にせず日々入浴したい。

どちらを優先させるかといえば、もしかするとカラスだが、骨折中に、カラスのフンを掃除し、ギプスカバーを引っ張りに来るカラスを牽制しつつの入浴は非常にアレであった。

さすがに懲りた。

それに、できればぴーちゃんもお風呂場でのびのび水浴びさせてやりたい。


色々考えた末、風呂場は風呂場、人間とカラスの入浴時に使うこととして、風呂場しか知らない箱入りカラスのクロちゃんが引っ越し出来る、ちょっと広目のスペースを用意する計画を立てた。

いずれにしても環境を変えるには色々と難儀な点が多いが、少しでも若い内の方が良いだろう。


だが、ホームセンターの安いモノでも、ロングゲージはかなりお高い。

税込み10000円弱。

……それならカラス風呂を我慢する。

ちなみに現在のぴーちゃんゲージは中型ケージの二段重ねだ。

意図して用意したわけではなく、貰い物と、拾った大ゴミがちょうど同じ品物であったのだ。

ただし、めちゃくちゃ頑丈で、重い。

中型犬あたりが暴れても壊れない程度には頑丈な分、めちゃくちゃ重い。

そのくせ鍵は単純な差し込み式なので、ぴーちゃんは秒で解錠してしまうのだが……。


今回いただいたケージは、結構軽い。

かつてぴーちゃんが社長の愛鳥であった頃、この手の軽いケージで暮らしていた。

……実は当時、ケージの格子をいくつかむしり取ってしまったりもしていたが……、ちょっと落ち着いて来ているので大丈夫……だと思う。

いや、思いたい。

くれた友人は、「大きいから鳥も飛べるよ」と言っていたが、彼女の想定にカラスが含まれているかどうかは不明だ。

と言うかむしろ、ケージの格子の隙間から逃げちゃわないかを心配していたくらいなので、オウムや鳩以上のサイズな鳥類だとは思っていない様子であった。


まあな……。

普通、大型の鳥をケージで室内飼いするとしたら、フクロウか、ハリスホークとか、最近は鶏やアヒルもアリかな。

カラスとは思わないよな、たぶん。



ちょっと日差しが春めいてきた3月。

カラスお引っ越し計画、ついに始動だ。






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