2021/2/19 偏食カラス
カラスの偏食が止まらない。
色々言いつつ、おっさんが甘やかすのも要因としてはデカい。
ドッグフードも、迂闊に購入すると全く食べず、巨大な袋の行方に途方に暮れる羽目になってしまったり。
こういうものも、四半世紀前なら、適当に近所の飼い犬に融通したりできたものだが、なんせ最近のわんこ様は、下手すると人間より高価なご飯を召し上がっていたりするのだ。
善意であっても、ビッグサイズの安物なんかを持っていったりすると、「ウチの子にこれを食わせろと?」みたいな視線が痛かったりする場合が多い。
世知辛いわ、ホント。
カラスは雑食だったはずだ。
その辺の奴らなんぞは、せっかく芽が出たチューリップの球根まで完食するレベルの雑食だ。
うっかり自転車のカゴに置き忘れたキャベツすら食うバイタリティーには、辟易しつつも称賛させていただいている。
クロちゃんは、九官鳥フードがメインだ。
ちょっと変わったものには、口を付けない事が多い。
お肉も、生の牛肉は食べるが、蒸した鶏肉は食べない。
ドッグフードよりも、安物のキャットフードが好きな様子だ。
ぴーちゃんは、ドッグフードがメインだが、選り好みが激しい。
要らない粒は巣の外に投げ捨てる念入りさだ。
キャットフードは基本的に食べないが、某「○ンプ○史上最高の美味しさ」高級フードには食いついた。
お肉類はほとんど何でも食べるが、ソーセージ類は好きではない。
そのくせジャンクなスナック類は大好き。
魚は、調理師された物しか食べんし。
2羽とも、先ほどブルーベリーをあげたら喜んで食べた。
果物は概ね好きだが、柔らかくて水気の多い物しか食べない。
バナナは微妙。
果物に関しては、2羽にあまり差異はない。
たぶん、パッションフルーツの香りがする九官鳥フードでヒナ期を過ごしたせいだろう。
我が家のエンゲル係数値を大幅に引き上げるのがカラスというのもアレなので、ちょっと、雑食の生き物としての本分に立ち返っていただかねば。
というわけで、ただいま、カラスの偏食矯正中。
美味しいものはおやつとして小量与え、普段の食事は、色々織り混ぜている。
おっさんがぴーちゃんに噛まれて絶交中の今が、教育の好機だ。
なんせ躾に関しては、世のとーちゃんは、概ね甘い。




