表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
チェリーエレクション  作者: 今できる犬
40/40

マイク納め②

「皆さん、この希望区、そして未来市を担う二人の候補者のために最後までご支援、ご声援いただきまして本当にありがとうございます。途中皆さんに明らかなデマ情報がSNSで拡散され、大変なご心配をおかけしましたが、私、国会議員栄鬼太郎。私の目が黒く、ビンビンなうちはそのようなでまかせや嫌がらせに屈するわけにはいきません。清廉潔白、正々堂々と引き続き国民の皆様のために精進いたします」


栄は国会議員としてのギラギラな眼力で貫禄を見せつけたことを誇らしげに泉にマイクをバトンタッチした。


泉が女優丸出しでドラマを観ているようなお涙頂戴の演技演説から慰めるような仕草を見せる港北へマイクがバトンを渡され、これまた当たり障りのない現職ならではの大根演説が続いていたその時である。


「もう騙されない。皆目を覚まそうよ」


「新しいまちに変えよう」


「わんわん」


ひとりの20代ぐらいの男女二人組と一匹の飼い犬が少し離れた真向かいの都筑一太郎の方を指差しながら叫んだ(吠えた)。


周囲の視線が二人に向いた後すぐに一太郎の方へ向いたが、

一太郎の周りには既に大勢の人達が集まっており、見えない程であった。


その予想もしない異様な光景に港北、泉、栄、スタッフも呆然としているしかなかった。


〈次号 ラストスピーチ〉



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ